2013-06-19

ニートになるのが怖い

まりだ、まだニートじゃないが、一度ニートになったら戻れない気がする。

精神的な童貞ってのがある。

伊集院光とか、みうらじゅんみたいな、童貞じゃないが童貞気質というか、理解できるというか。

永遠厨二病

同じように、自分精神的なニート気質がある。

もちろん、ガチニートにすれば何言ってんだってとこだろう。

でもな、ちょっと想像してみてくれ。

給料はもらえてる。残業は多いが殺人的じゃない。土日もだいたい休みだ。

毎日22時を過ぎて帰り着いて、コンビニ飯か、たまに作った飯を食う。

なんとなくワールドビジネスサテライトを見て、取っておいたアニメを見て寝る。

そして次の日は朝慌てて起きてパンを食って、会社に行く。

土日は洗濯して、溜まってる映画アニメを見る。たまに図書館に行って本を借りる。

仕事はして、親の仕送りもなくて一人暮らし。自立は出来てる。

で、気がついたら三十代も後半戦に突入だ。

30も過ぎれば、合コンの声もかからなくなる。

周りが結婚するからだ。遊ぶ機会も減る。

そこである日気がつく。

これは、維持しているだけだ。

人生は15年ごとに区切りがあると思う。

まず最初の15年。これは子供時代だ。思い出を作る、子供の頃。

そして次の15年。これが青年時代独立するにせよしないにせよ、もう子供では居られない。

続いて次の15年。中年時代の始まり人生が見え、もう取り返しの付かないことも多い。

終わりに向かう15年。46〜60は、仕事でも人生でも円熟に向かう。

終わりの見える15年。61〜75は、前半の積み重ねや運で、ゴールする人も居る。

だれもが終わる15年。あえて言うこともない、まさにゴール直前。

このフェーズ切り替えは、取り返しが付かなくなるという意味がある。

もう、俺は青年時代には戻れない。大学に入り直しても同級生と付き合うのは違う意味を持つ。

そして、人生は思ったよりも短い。

ニートは絶対に飽きるって言うヤツが居る。そういうヤツが居ることは否定しない。

でもさ、大抵の定年後のオヤジってのは、要はニートだぜ。

教育就職も、訓練もしていない。

映画を見て本を読むのが好きで、ラノベアニメも好きで、ゲームもたまに遊ぶってヤツがさ

何かの拍子に、結婚せず、彼女がいないまま、安定してしまったとき

例えば毎月WOWOWに金を払って、毎日飯が食えてネットが使えて、それで15年飽きるか?

要は、老後だぜ?

俺はきっと飽きない。

からニートになるのが怖い。

45になって、その後の20年の維持費が貯金できてしまっていたら、会社を辞めない自信が無い。

そして、年金をもらえたら、そのまま余生を過ごす。

そして、そんな人生が決して悪くは無い、アニメを見続ける生活が悪くないと思う自分がいる。

そして、そういう俺のようなヤツにアニメ業界は優しい。

フリクリのナオ太のような気分で、でもベスパに乗った女にギターで殴られる日は来ない。

特別なことなんか無い。

特別なことなんて起こらない。

それでも人生は続くし、そんな人生も悪くない。

勤労は?してる。税金は?はらってる。誰にも借りはない。

今が楽しくて、維持が出来ていて、いずれ死ぬのが分かってても今死ぬつもりもない。

単に金を稼いでいるだけで、ニートと何が違うのか。

からニートになるのが怖い。

一度仕事を辞めたら、本当に金が尽きるまで毎日を過ごしそうだ。

  • 人はそれをセミリタイアという。はやくこっちにこいよ。 持ち家で5000万くらい用意すればなんとかなるよ、多分。 家庭があるならそう無責任なこともできないだろうが、独り身ならい...

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