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2020-07-23

高校の時の日記なんだが、なんだこれ

自分が見たこともない景色を見るための唯一の方法である。その景色は美しいものであるはずだ。そして1日1日は可能性と希望に溢れている。それは退屈の綻びを見つけるだけだ。そうすれば虹色の夢夢が渦を巻いて溢れて地球を満たす。地球を虹に染め上げたとき孤独である。その孤独世界でどうするかどのように生きるか考えるのが幸福だ。退屈なものはことごとく退屈なのだ。裏返しても遠くから見ても、ずっと見つめてもそれはただの退屈なのだ。退屈などに意味はない?いや、それこそが原動力なのだ。退屈を打ち壊し地球を撃ち壊すこと、それが孤独であるということだ。孤独は思うより寂しかったり怖かったりしない。孤独とは一人でいることではない。それは全てのものにつつまれて浮遊する感覚なのだ。それは空を飛ぶようなものだ。今更下の世界を気にする必要はない。意識進化に可逆性はない。常に進化し続ける。ほおっておいては進化はしない。常に思考し、行動し続けることが進化をもたらす。昨日のことは死体である過去のことをくよくよ振り返るのも死体のすることである。常に世界は変わり行き昨日の世界は死である世界は動き続ける。自分世界なのだ。その世界は全てが混ざり、淀み、流れ、亀裂が入り崩壊し結合し渦を巻く螺旋幾何学なのだ。白い地平線が遠く遠くまで、いや距離概念すらそこにはない。しかし地面は常に揺らいでいる。沸騰し、変色し、危うく自分を引きずり込もうとする夢の白色コンリクートなのだ。鳥の声、車の通り過ぎる音、蝉のけたたましい声、警報サイレンビルの崩れる瓦礫の流れ。それは崩壊的なまでに自分に迫ってくるのだ。それは常にうねうねと揺らぐ狂気海洋だったのだ。狂気海洋は全てを飲み込み溶かしてしまう。しかしそれは消滅するのではない、変な色をした奇妙なエネルギーとなり淀み混ざるのだ。それは長い年月をかけて奇跡的な幾何学思考する。鬼のように、雷のように怒り狂う幾何学幾何学同士でぶつかり合い、崩壊して結合し、またぶつかり崩壊する。幾何学とは崩壊するためにあるのだ。それは悲しくも自然の揺るがなき原理なのだ。それは狂いたくなる残酷な営みであるしかしそんなことはお構いなしで、黒い、芳醇な香りを放つ宇宙ねじれて流れていく。

 
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