はてなキーワード: 個人ニュースサイトとは
http://anond.hatelabo.jp/20070810001656
http://anond.hatelabo.jp/20070131134814
この2つのURLを人から教えてもらったので、ちょっと書いてみる。
「なぜはてなにモーヲタ系が多いか?」という問いに対する答えとして、個人的には「はてなアンテナ開始時のユーザーにモーヲタが多かったから」と思っているんだけど、「じゃあなんでモーヲタが多かったの?」という問いに対する答えは……というように遡って考えていって、大体最初の辺りから説明していくことにする。
2001年頃、「エスロピ」というサイトがあった。一言で言うとハロプロ系個人ニュースサイト。エスロピは「あめぞう2000ヘッドライン」に登録されていた。それを見たさかもと氏(当時のサイトは「楽しい科学」)が「モーヲタ系サイトをヘッドライン表示させると便利なんじゃないか?」と考えて作ったのが「モーヲタヘッドライン2001」。
別の流れとして、2001年8月には2ch閉鎖騒動「8月危機」があった。それに伴い、2chモーニング娘。板の「モ娘。(狼)」の避難所が乱立、というか避難所を作るのが一種の流行だった。その1つとしてさかもと氏も掲示板を作った。スクリプトは「17スクリプト」を使用。
そして「モーヲタヘッドライン2001」と掲示板の2つを統合して、「モ娘。(楽)」として2001年9月17日に公開。
しかしヘッドラインでの表示がなかなか上手く行かなかった。そこで注目されたのがアンテナ用スクリプト「なつみかん」。これを使用して作成されたのが「娘。アンテナ」。「モーヲタヘッドライン2001」の替わりとして2001年10月20日に公開。
実は、この1ヶ月前に「豚の戰爭」猪川氏が「LINKS ARoMATIZED」というスクリプトを使って作成した「娘。アンテナ(仮)」(後の「娘。アンテナ(假)」)というのが公開されていたんだけど、知名度が高いとは言えなかった。
この頃はまだはてなアンテナもなかったので、モーヲタ系サイトの更新取得は「娘。アンテナ」が一手に引き受けていた。サイト登録数もどんどん増えていって、派生サイト「「娘。アンテナ」ガイド」の2002年5月頃の記録では約150サイトが登録されていた。
このようにモーヲタ系サイトのコミュニティが形成されていったが、その反面、ハロプロ自体の勢いは下降線を辿っていったように思う。これは各人の感じ方にもよると思うけど、個人的にはそう感じていた。ハロプロがどうこうというよりも、個人的な「飽き」の部分が大きかった。象徴的だったのは2002年7月31日の「ハロマゲドン」で、これが1つの転機になった。
前後して2002年5月、「はてなアンテナ」サービス開始。当時のモーヲタの感覚としては「自分でサイトを選んだ娘。アンテナが持てる!」というものだったと思う。
そして2002年9月「娘。アンテナ」閉鎖。同年10月「エスロピ」閉鎖。「娘。アンテナ」の登録サイトリストをそのままインポートした「娘。アンテナβ」など後継的なアンテナがいくつか出現し、2003年1月には「はてなダイアリー」がサービス開始。この流れが現在まで続いて、「はてなにモーヲタ系が多い」という現状認識に至ったのだと思う。
全体の何割かというのはもちろん把握できないけど、サービス開始当初は「はてなはモーヲタばっかりだな」という印象があった。あと、当時は雑誌「ネットランナー」で「はてなランキング」と銘打った、はてなアンテナからのアクセス数によるサイトランキングが掲載されていて、それを眺めても「はてなはモーヲタばっかりだな」という印象があったと記憶している。
以上。事実関係が前後していたり思い違いしている可能性があることを一応お断りしておく。
<余談1>
はてなを「村」と揶揄しているのを見て、そういえば昔エスロピ界隈も「村」と揶揄されたことがあったなあと思った。
http://choco.2ch.net/morningcoffee/kako/1006/10067/1006718399.html (117-126辺り)
<余談2>
http://www.machineworks.co.uk/whg/2006/09/post_3057.html
最近は「ハロヲタ」という呼称をよく見かける。モーニング娘。も一応存続しているけど、勢いという側面から見るとベリキュー(Berryz工房、℃-ute)の方が上だし、昔ながらの「興味あるのは娘。だけ」あるいは「娘。が一推し」という層は大分減ったと感じる。というか、今でも残っているファン層というのは、推しの違いこそあれ、「ハロー!プロジェクト」という団体自体に少なからぬ思い入れがあるように思う。
だから「モーヲタは死んだ」ではなく、「モーヲタは死んでハロヲタになりました」ということにすればいいんじゃないの。どうでもいいけど。
<本文に関連した項目による年表>
開設してから約3年で7000pv/日くらいの微妙な立ち位置のブログを運営中。
基本的にはRSSリーダーで、ネタ仕入れ元のブログをチェック。
海外中心に100件くらい登録してあるけれど、さすがに全部は見切れていない。仕方ないので、必ず見るところ??時間があれば見るところと重要度を割り振って更新を確認している。。理想としては全部見たいのだけど、紹介してある動画やゲームなどをちゃんと確認して自分の感想やプラスアルファの情報を付け加えるとなるとなかなか難しい。
「○○特集」や「○○のまとめ」なんかは検索エンジンなどを使ってコツコツ調査。
はてブにストックしておいて、時間があるときにまとめている。ので、現在未着手の○○特集ネタがたまりまくり。○○に当てはまる言葉は5割は自分の思いつき、残り5割はアク解うを分析した結果。流行りものや芸能ネタにはあまり手を出さない。自分が興味ないし、あくまでニッチな分野を突き進みたいから。それに、芸能系はリスクが大きそう。
そういうわけで個人ニュースサイトウケしない上にアクセスの伸びがないけれど、好きなようにやれている今の状況は割と心地いい。
直接ネタ元の海外ブログにリンク張ってるんだけど、「このネタは国内のあのブログのパクリだ」とか言われるとちょっとヤダw海外ブログのネタを丸ごと転載してる国内ブログもあるけどさ…。
http://www6.ocn.ne.jp/~katoyuu/
かとゆーとか
ゴルゴとか
スクエニ 「PS3のソフトはしばらく出さない」 コナミのMGS4はXbox360でも発売か
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/994792.html
一次ソースに「MGS」の欠片もかかれてないのに、憶測とはいえはっきりと「MGS4」なんて書いてある記事
紹介して、疑問に思わないのかな?
別に痛いニュースを紹介するなとは言わない。ソースとスレタイが整合性とれてるものならいいけどさ。
ある程度の閲覧者抱えてるサイトの管理人って責任あると思うのよ。責任ないのかなあ?
なんて思った俺の中のGK乙!
まずは硬派なここで使うと便利なブックマークレットです。どうぞご利用ください。続いて二世帯住宅でやってはいけないこと。しかし話題は住まいより親子関係に。そして更に話題となるのは男女関係。勘違いさせたくない誘い方をむむっと悩む話、好きな異性のタイプが風俗嬢っぽくなった話、年上の・・・彼女?と疑問な話。こんなに愛してくれている彼女が、すぐそばにいるといいのにね。ってシュール過ぎますって。
しかし、今日は男女の話より、Marcoさんや、Kanoseさんたちの議論について。「脅し芸」ってのは「購入厨」以来の画期的な単語だ!っと萌える増田。マルコ先生が熱い! マサオさんも熱い!と燃えるブロガー。でも個人ニュースサイト管理者だがぜんぜんアクセスねえ・・・っていって真似しないほうがいいよ。元MP3サイト運営者の思い出話のように、この世は盛者必衰なんですから。
っとまとめたけれども、実はこの日一番のエントリは、誰か作ってくんない?なんじゃないかと思う、最近遅れ気味の日刊増田でした。
もうとっくに供給過多だよ。
俺は個人ニュースサイトなんてもはや需要なしな気がするけど。検索エンジンも進んでるし、だいいちニュースサイト自体がアフィの誤クリ狙ってたりして不快。あと検索エンジンで検索したときに一次情報じゃなくてそれを紹介した「ニュースサイト」ばかりが引っかかったりね。迷惑。
2chができた1999年頃、丁度個人ニュースサイトや個人日記サイトも盛り上がり始めたころだった。
「個人ニュースサイトなんて不要だ」「すぐいらなくなる」なんて声も一部にあったけれど、
それどころか年を追うごとにますます増えていく一方だ
。
昔はごく一部の個人ニュースサイトだけが月数万ヒットー10数万ヒットしていて、大手と呼ばれていた。
今じゃ、月10万単位のアクセスのあるサイトが無数に存在する。
単純に市場が大きくなったからだ。
7-8年前よりも、ずっと沢山の人がネットを見るようになった。
だから個人ニュースサイトの需要も、ますます伸びてきているんだ。
ちなみに当時はRSSという仕組みがなかったら、個人ニュースサイトの更新情報を追いかける「アンテナ」も流行した。
今は「はてなアンテナ」があり、誰でも簡単に使えるから、
昔よりも沢山の人が、より多くのニュースサイトを横断的に見ることができるようになったんだ。
え? 前置きはいいからアクセスを増やす方法を教えてくれって?
じゃあ手短に。
2 独自の切り口と、品質絶対主義
1 美しさは人を惹きつける。
だから自分のサイトのデザインは、シンプルで美しくする必要がある。
webページを見て、メニューが複雑だったり、ごちゃごちゃと小さな文字や広告が入り乱れていない?
大きければいいというものではないよ。サイズを小さくしてみたり、あるいは試しに外してしまいなよ。
かつ記事の内容に合致した商品リンクを試してみてはどうだろう。
2 どんなジャンルを扱っているの? 得意分野は何?
それがお客さんにはっきりわかる必要があるよ。
そして何より、記事の品質が全てだ。
つまらないネタ記事を数合わせの為に入れるのは絶対に止めるんだ。
自分が「これは」と思った記事だけを登録すること。
そして、見ている人にとって役に立つ、面白い情報であることを意識した記事にすること。
気の効いたコメントが思い浮かばなかったら、綺麗な画像を載せればいいんだ。
有名なニュースサイトは、いつも美しい写真をアップしているよね。
3 どんな人が管理人なの? もし本気でやるつもりなら、簡単な自己紹介ページを作っておくといいよ。
管理人の人となりがわかると、お客さんは何度も足を運びたくなるよ。
顔文字というのは、上手く使えば驚くほど人の感性に訴えることができるんだ。
2chでキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!などのアスキーアートが常にコピペされているのは、
それが人の心を直撃するからなんだよ。
参考サイトはこちら
http://matsucon.net/material/dic/kao_11.html
【おまけ】
アクセスを増やしたかったら、当然宣伝が必要だよね。
どうやって宣伝しようか?
まず、自分のサイトが検索エンジンに登録されているか確認すること。
自サイト名で検索してみよう、1番目に表示されたかな?
もしサイト名が無個性な名前だったら、必ずオリジナリティのある名前に変えたほうがいいよ。
検索で出るようになったら、次はリンクを貼ってもらうこと。大手ニュースサイトで記事が紹介されたり、
リンクページに載れば必ず大量のアクセスが来るよ。そのお客さんを掴むんだ。
ただ「相互リンクの依頼お断り」の所も多いから、注意してね。
Google AdWordsみたいに有料の広告を使ったことはある?
試しに使ってみたらどうだろう。自分が広告を出す立場になると、見えてくるものがあるはずだよ。
最後に、記事の更新に費やす時間は1日1時間以内にすること!!
ダラダラと長時間やっても、効率は上がらないよ。それよりちょっとデジカメ持って外に出よう。
短い時間の中で工夫しようとすると、どんどん新しいツールや仕組みを使う必要に迫られるから、
かえって自分の能力を高めることができるんだ。ショートカットキー1つ知っているかどうかだって大事だよ。
例えばプログラムを書ける人は、あなたが必死になって手動で収拾しているニュースを、
道具の使い方を覚える事が、自分の時間を増やしてくれるんだよ。
だからニュースを集める時間の他に、自分がスキルアップするための時間を毎日確保しよう。
そーいえばたまに自分のとこの記事もニュースサイトにリンクされるけど、アクセス解析辿ってみると本気でつまらないニュースサイトいっぱいあるのな。
情報がすでにどこかで見たような孫引き曾孫引きだらけ。 コメントもとりあえず語尾にwつけときゃツッコミになってると思ってるような、陳腐で見識の浅さを露呈させるようなものばかり。
何のためにやってるんだかさっぱりわかんねえ。
俺も同じようなこと思ってて、あまりにもこれら弱小ニュースサイト(笑)がくだらなすぎるのでスクリプトで再現してみようと思ったら余裕で出来てしまった過去があるよ。
そしてあまりにも再現度が高いので同じようにつまらなく、さっぱりアクセスが増えない罠。
やっぱ孫引きだけで構成されたニュースサイトって全然人来ないのね。俺はスクリプトを自動で走らせて更新してるから別になんとも思わないが、毎日せっせと孫引きを頑張って「バロスwwww」とかコメントつけて、それで得られるのがあの程度だったらそりゃ「ぜんぜんアクセスねえ・・・」とぼやきたくもなるだろうなぁ。
まぁそのなんだ、彼らもいつかきっと気付くでしょう。
自分達が青春の貴重な数時間を過ごしている「巡回」と「更新」とやらが、たった数百行のPerlスクリプトで実現できてしまう程度のものだということにw
……気付けないなら?
個人ニュースサイトに惚れる、というのはこういうことだろうか。
アンテナが広いのはニュースサイトとしてはあたりまえのことなので評価に加えない。圧倒的ニュース量を誇るサイトさんは他にもたくさんある。
ただ、私はその人の情報の選び方が好きでたまらないのだ。
基本的なニュースを押さえて、自分が情報の最先端にいる安心感を与えてくれる。そして時折ルート不明のスッパ抜きによって、優越感を与えてくれる。ニュースの他にも、普段何気なく見過ごしていることに対して深く考えさせられるエントリ、クスリと笑いホロリと泣くエントリに、私はそのサイトさんの人柄を透かして見ている。
なにより好きなのは書評の紹介で、取り上げる本の選び方にいちいちしびれてしまう。話題書はもちろん、手堅すぎて話題にならない本、サイトさんおすすめの隠れた名作、人気作家のハズレ作、イロモノ…よくもまぁ次々と、微妙に気になる本の書評をかき集められるものだと思う。このサイトさんの影響で何冊の本を買っただろうか。あぁこの人と一緒に、書店めぐりをしてみたい。何がおすすめで、何がダメだったか、豊富な知識で楽しませてくれるに違いない。
管理人がでしゃばるニュースサイトはいらない、という人もいるけれど、やっぱり人の匂いのする個人ニュースサイトが好きだ。最近では、ニュースが目的ではなく、その人がどういうニュースを取り上げるかを楽しみにしている始末だ。あーちくしょう友達になりてぇなあ。
そういえば、最近のネットの情報をそんなに追ってないなあ、と思って、だらだら過去のはてブの人気エントリーを眺めた。あまりさかのぼっても、止め時がなくなると思って適当に10月初めくらいで終了。まるで水の泡のように、情報が浮かんでは消え、浮かんでは消えしている。そういえば、ハルヒのバニーガール問題っていうのもあったな??、とか。北米サイトが無事開設されて何より。
「情報の消費速度が速くなった」というのは、それを助長しているマスコミが(他人事のように)話題に上げる問題だが、ものすごい速度で消費される情報とそれを消費するブックマーカーたち(と他人事のように書いているが、それを読んでいる私も含む)は、瞬間瞬間でしか生きていないニワトリを連想させる。
なんというか、もう少し、「人間のライフサイクルを前提にした情報消費のスタイルの提案」のようなものがあってもいいのではないかと思わないでもないなというか。大体、PCは、人間が欲望のおもむくままに没頭・没入出来てしまうようなつくりになっていると思う。その結果、生活を破壊してしまう場合もあるわけで。まあ、「自由」を美徳としているような(ヒッピー文化-ハッカー文化的な文脈上での(?))思想的背景とかがあるのかもしれないけど。テレビゲームはその壁にぶつかった結果、「新しい生活スタイルの提案」のような任天堂のような答えを出したところもあったが。スローライフ・スローフード(違う)。
なんだか、昔、西部邁が比喩的表現として、「情報の微分化と情報の積分化」みたいな事を書いていたようなことを思い出した(ふと、日本の左翼は、情報の積分(=歴史的経緯)という視点が抜けているからダメなのかもなとか思ったが)。インターネットサービスとして考えると、「はてなブックマークは、情報を微分化して、今一番話題になっている情報を割り出して、トレンド情報をユーザーに提供する」といった感じか。また、「Wikipediaは、情報を整理して積分化し、言葉の定義をユーザーに提供する」といえるかもしれない。
いや、もう、ネット上では、頭の良い人が数え切れないほど議論した話だと思うし、「要はフローメディアとストックメディアだろう?」みたいなツッコミがきそうだが、まあ、そうなんだけれども、そこで思うのは、はてブは近視眼的で、Wikipediaは基本情報しか載っていない、というか、両者の距離が離れすぎであるという問題がまだ解決していない訳で、それに関して面白い意見の一つでも言えればなあ、と思う。
まず、「なぜ、それが問題なのか?」という意見もあるかもしれないが、要は、「もう少し楽に文脈(空気)を読めるようにならないか?」ということだと個人的にはとらえている。ある事柄の最新記事だけみても、その記事が出てきた背景を探るのがめんどくさい。どういう経緯があって、どういう文脈上から、この記事が出てきたのか?なぜこれだけ話題になっているのか?その辺が楽に分かれば、整理されていない膨大な過去ログを読めとも言われないし、空気を読む力も上がるし、スルー力もつくwのではないかというお話だ。
で、解決していない以上、少しは、面白い意見が言えるかもしれないと思うので、つれづれなるままに書いていこう。解決方法のアプローチとしては、ざっくり言うと、「人間を重視して解決する」か、「機械を重視して解決する」か、があると思う。
人間を重視して解決する方法。
前述の「情報消費のスタイルの提案」とかかわってくるけれど、個人ニュースサイトにしても、ほとんど日刊だったりするけれど、例えば、「今週を振り返ってみる」みたいな「週刊誌」的なアプローチもあっていいと思う。今週のネットの流れをサイト主の解説を交えながら振り返るみたいな感じで。
機械を重視して解決する方法においても、「週刊誌」的なアプローチを取ると、ITメディアの「Weekly Access Top10(→今週分:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/18/news036.html」のような記事をブクマ数で展開し、ユーザーがコメント出来るようにしても良いかもしれない。
もう一つ。はてなブックマークのストックメディアとしての面を強化するという手もあると思う。はてブでも、例えば、タグで検索すれば、過去の関連記事を見ることが出来る訳だが、(当たり前だが)文脈的には整理されていない。まあ、単純に考えると、「新着」順で見ていくという手もあるだろうけれど、意外と整理されていない。それでは、それをユーザーの手で整理できるようにしてみたらどうだろう?という考えが浮かんでくる。
個人的に最近、「FreeMind」に凝っているのだけれども、ああいう使い心地のアプリをユーザーが共有できるようにして、ソーシャルマインドマップ的に記事をユーザー達の手で整理できると面白いような気がする(実現可能かは分からないけれど)。例えば、YouTubeのマインドマップを見ると、中心から、音楽とか、スーパープレイとかの木がニョキニョキと生えている。同じ階層の動画自体は時系列で並んでおり、ある動画にはさらに深い階層がある。よって、例えば、ある動画がどのような系譜でパロディ化されたのかなどが分かる。つまり、文脈が分かる。ネットからしばらく離れていても、ある日突然、ある事柄に興味を持っても、(文脈上の)過去記事をたどれる訳だ。(と、簡単に考えてしまうのは私の悪い癖かも知れないが)
でも、そういうツールが欲しいのは本当だ。ある記事だけ抜き出しても、要は、静止画のようなもので、文脈が分からなければ、その記事を単体でしかとらえることが出来ない。現状、関連知識のない人間がある情報を文脈をふまえた「動画の一部」としてとらえるには、関連情報を聞き出したり、検索したりして、いくつかの断片的情報から文脈を推測していくしかない。しかし、それは面倒なのも確かである。少なくとも、工学的なアプローチによって、「もう少し楽に今現在の文脈(空気)を読めるようにする」ことは可能だろうと思うのだが。
なんかさ、情報量が膨大すぎてトレンドを追うだけでも疲れてしまうね。
個人ニュースサイトもソーシャルブックマークもやってみたけど、手段自体が
目的になってくるわけだ。続けるために続ける。
2chやYouTubeを見ていると、あっという間に時間が過ぎる(はてな界隈の
内輪ネタはどうでもいいので見ないけど)。やっぱり、自分に何らかの縛り
を設けたほうがいいと思った。
なんというか、ネット時間には縛りを設けて、読書とか、映画鑑賞とか
近所探索をせねばならんと思いました。あれだ、「本物の味わい」を味わう
必要があるというか。
別に、ネットに「本物」がないというわけではなくて、やはり、「後に残るものが
あまりない」気がする。(ゲームやテレビよりましな気はするが)
そりゃ、瞬間的・享楽的に軽く楽しめるけれども、それにハマり続け、溺れることに
よって、自分の現実問題や肉体時間のリアリティを見失うこともあるだろう。
これは、「手軽さがもたらした弊害」なんだろうか。
まあでも、ブログをつけるのはちょっといいと思った。本の感想とか書き始めてから、
本を読む時間も増えたし。要は、情報のトレンドだけを追いかけることに夢中になって、
自分が自分として積み上げていくべきペースや立ち位置を見失ってしまうことが
問題のような気がする。
当たり前だが、現実逃避としてネットをやっても、現実は変わらない。
自覚的に現実逃避するならば、また話は別かもしれないが。普段の態度においては、
「自分の現在の状況を整理するためにネットを利用する」程度の距離感が
良いのかもしれない。