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2016-06-02

CERO Zという日本では異質なレーティング

ゲームレーティング機構としてCEROという団体存在する。

CEROは以下の年齢区分を設けていてパット見でだいたい何歳向けのゲームなのかわかりやすくなっている。


A 全年齢対象

B 12才以上対象

C 15才以上対象

D 17才以上対象

Z 18才以上のみ対象


ところが・・・だ。

日本ではここまで厳格にレーティングを定めているコンテンツがそもそも存在しない。

次点映画が該当するかもしれないがそれでもゲームほどは厳しくない。

そのため以下の様な困った自体が起きることになる


俺「今ゲームやってるんですよね」

相手「どんなゲーム?」

俺「アンティル・ドーン っていうホラーゲームです」

相手へぇ。うちの子供もゲーム好きだから一緒にやってみるよ」

俺「あ、CERO Z指定なんですけど大丈夫ですか?」

相手CERO Z?」

俺「18歳以下には販売していないんです」

相手「(え? エロゲ?)」

俺・相手・・・


日本のものレーティングという制度に慣れていないせいで大きな誤解を生んでしまうのです。

アンティル・ドーンは実際にはエロいシーンが問題なのではなく暴力シーンが原因でCERO Z指定になっています


ところが日本グロイのが苦手な割にはグロに対してレーティングするという考え方があまりありません。

なので漫画なんかだとわりとあったりする表現グローバルな基準意識しているゲームだとあっさり18禁なっちゃったりするんですよね。

また、18禁というだけであっさりボーダーラインを超えてしま世間話ですら容易にはできなくなってしまます

コレは非常に困った問題です。


それといい悪いを置いておくと一つものすごく奇妙に感じることがあります

実はこの国では最も権威あるコンテンツの一つがまったく制限を受けていません。

それは「小説」です。

官能小説はまったく公のレーティング制度存在しておらず、好き放題やり放題です。

実質的にはゲームなんかよりはるかエロイもの存在するのに制限を一切受けていないということです。

なんだか変ですよね。

 
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