ゲームのレーティング機構としてCEROという団体が存在する。
CEROは以下の年齢区分を設けていてパット見でだいたい何歳向けのゲームなのかわかりやすくなっている。
A 全年齢対象
C 15才以上対象
Z 18才以上のみ対象
ところが・・・だ。
日本ではここまで厳格にレーティングを定めているコンテンツがそもそも存在しない。
次点で映画が該当するかもしれないがそれでもゲームほどは厳しくない。
そのため以下の様な困った自体が起きることになる
俺「今ゲームやってるんですよね」
相手「へぇ。うちの子供もゲーム好きだから一緒にやってみるよ」
俺「18歳以下には販売していないんです」
日本そのものがレーティングという制度に慣れていないせいで大きな誤解を生んでしまうのです。
アンティル・ドーンは実際にはエロいシーンが問題なのではなく暴力シーンが原因でCERO Z指定になっています。
ところが日本はグロイのが苦手な割にはグロに対してレーティングするという考え方があまりありません。
なので漫画なんかだとわりとあったりする表現がグローバルな基準を意識しているゲームだとあっさり18禁になっちゃったりするんですよね。
また、18禁というだけであっさりボーダーラインを超えてしまい世間話ですら容易にはできなくなってしまいます。
コレは非常に困った問題です。
それといい悪いを置いておくと一つものすごく奇妙に感じることがあります。
実はこの国では最も権威あるコンテンツの一つがまったく制限を受けていません。
それは「小説」です。
官能小説はまったく公のレーティング制度が存在しておらず、好き放題やり放題です。
実質的にはゲームなんかよりはるかにエロイものも存在するのに制限を一切受けていないということです。
なんだか変ですよね。
読書感想文の推薦書にセックスシーンが出てきて盛り上がったりするからな 推薦者や教師は「文学」だからって気にもとめてないのだろうが、感想にセックスシーンについてネチネチと...
アメリカはもっと細かいぞ http://www.factmonster.com/science/computers/video-game-rating-system.html