90年代からオカルト作家・研究家として活躍してきた山口敏太郎さん(58)。長きにわたる不妊治療を断念し、2021年に代理母出産を選択する決断をしました。費用面の問題から社会情勢の不安定なウクライナで代理母を探し、運命を託した
山口さん:今は、それが確固たるルールみたいです。産まれた子に『自分の子』という感情が湧いてしまうのを避け、あくまでも代理母、卵子提供者という認識を徹底するためです。卵子を提供してくれた女性とは会っていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/05e1a9604a3759b2d0c2b586c420df13c7a6173c?page=1
日本では代理母出産は認められていませんが、アメリカやロシアではめずらしいことではないし、これの何が悪いのかと。世の中には、5人も6人も子どもがいる人がいる。でも、どんなにほしくても恵まれない人もいる。子どもに恵まれている人から「夫婦だけの生活も楽しいじゃない」「お金が残っていいじゃない」なんて慰めを言われても、そうじゃないんだよと思っていました。
簡単に子どもを授かった人に、この寂しさはきっとわからない。自分が頑張って作った財産だって、自分の子どもに委ねたいじゃないですか。太郎のことを公表したあと、ネット上でずいぶんと叩かれました。人身売買だとまで言う人もいましたが、すべて受けて立とうと思っていました。でも、そういう人に「挑んでこいよ」という態度を見せると、ことごとく逃げていきましたが。
代理母が盛んなアメリカ、ロシアよりもウクライナがいちばん費用がかからず、諸経費込みで2000万円で受けられると。それでもかなり高額にはなりますが、車など売れるものは全部売って、ここに勝負を賭けようと決めました。
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