するつもりがない。
以前知人から婚活してみればいいんじゃないか、と色々熱弁されたことがあり、俺がしない理由に「異性に(別に同性に対してもだが)性的興奮をしないこと」とか「転勤族であり非常に相手に負担を強いること」とか、そもそも「他人との長期的コミュニケーションを取れず、家族との関係に失敗しているから」とか「以前付き合っていた相手にモラハラを加えそうになったから」とか、そういう話をしたんだけど
その時に知人から「なんでそんなことわざわざ相手に伝えるの? 伝えなくていいじゃん」と言われ、結構大きな衝撃を受けたんだよね。
確かにこれらのことを伝えなければ、滲み出るダメ要素を取り繕って、適当な言葉を重ね合わせて、後は数を熟しさえすれば確率的には不幸な犠牲者をとっ捕まえて、結婚という結果だけをもたらすことは多分、できなくはないんじゃないか、とは思う。
でも、結婚って契約の締結がゴールな訳じゃないじゃん。そこから先、生活していくことが契約の内容に含まれていて、その履行ができないのに。
契約を締結することだけに専念すれば、確かにまぁ、出来る可能性はあるとは思うよ。年収や職業で引っ掛けて、表層を取り繕って都合の良い真実を盛り合わせてけば。必ず結婚出来るとも全然思わないけど、哀れな被害者をひっかけること自体は数を打てばできなくはないんじゃないかとは思う。
でもそれって詐欺師じゃん。
幸せな家庭を築くという契約を履行できる可能性だってあるんじゃないかと問われれば、ゼロではないだろうが、締結できる可能性と比べればもう一分一厘もないと思う。
その差において生じうる、相手への詐欺罪じみた加害行為をする権利が俺にあるの?
俺もただでさえ弱い身なのに、好き好んで敵を作りたいわけないし。リスクに対してのリターンが投資する価値に見合わなさ過ぎる。
「増田が」結婚したいかしたくないかよ、結局は。 相手に対して不誠実とか考える必要ない。 相手に対して不誠実を働くことを増田が耐えられないならしないほうがいい。 それだけよ...
したくない。 孤独で病院に通いにくいとか家が借りにくいとかセーフティが薄いとか、そうした事象への対策としての結婚に興味がないとは言わないが、それはつまるところ俺が苦しみ...
ええやん。自分に正直に生きるのが一番よ。