2024-09-08

切実に平和を願う

幼い頃世界平和じゃないって知らなかった。

小・中学生の頃も、歴史ニュースでなんとなく、中東の方では紛争というものがあるらしい、くらいのことを知った。それでも「平和」だと思ってた。戦争過去のものだと思っていた。信じていた。

人が人を殺すということは、後ろめたくやものだとシンジでいた。

堂々とやることなんて、ないと思っていた。

人が人を殺すことを、堂々とやったとしたら、それはもう平和ではないことだと思っていたから。

でも、戦争じゃなくてもそういうことが起こっていた。

虐殺とか、民族浄化とか、侵略とか。そういう形で。

歴史の授業で習った、社会資料集で少しだけ載ってて知った関東大震災の時に起きた韓国人朝鮮人中国人、そして沖縄出身や吃りなどをもつ日本人虐殺。私はそれは過去のものだと思ってた。

「酷いことだ」と思ったけど、自分生活に繋げて考えることをしなかった。するという発想がなかった。

でも、今、後悔してる。その歴史自分生活と、自分人生と、今の社会と結びつけて考えないから、10年後こんなことになってしまっているよって思うから

中東のどこか遠いところで起きている」って漠然とした、近づかなければいいってなんとなく思ってるその自分の考えが、意識が、今の世界を作ってると思うから

もっと早く考えてれば、もっと早く気がついていれば、もだと早く意識をもって働きかけていれば。

しかしたらほんの少しだけマシになってたかもしれないのに。

今日初めて韓国朝鮮人犠牲者追悼式に足を運んだ。

本当にこの場所で、ここで、101年前、証言にのこっていることが、虐殺が行われたんだと思うと、足がすくんだ。この周辺をどんな思いで逃げ、隠れていたんだろう。あまりに惨い、あまりにも、、、言葉にならないやるせなさで心が重い。

2度と、そんな状況をつくらないことが、自分のすべきことだと思う。今、世界で起きている虐殺を止めること。2度とこの世界虐殺を起こさないこと。戦争をさせないこと。

風物(パンムル)を見ながら、気がついたら涙が出ていた。

鳴り物太鼓の音がこんなに心地よく草の上に響いている。この景色がどうして101年前には、見られなかったのだろう。本当に悲しくて。今の、この景色がずっと続けばいいのにと願う。続けていかなきゃいけない。踊っていたい。恒久の平和を願って、守って、踊って、みんなで生きていきたい。

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