2024-08-13

シャニマスP"というスノッブ凡庸な生き物

先日、Xに以下のようなポストがあった。アイマス界隈では小さく騒ぎになっていたので、知っている人は知っていると思う。

"そんな世界に、(アイマスではよくあるらしい)世俗的な、下品ともいえる表現広告という「外来種」を突然連れてこられたわけなので……

なおこれは僕個人認識ですが、自分にとって他のアイマスシリーズは、それこそラブライブシリーズのような、完全な別アイドルコンテンツ的な認識をしています"

https://x.com/simizudanro/status/1822561326180323457

僕はこれを見て、「ああ、"シャニマスP"(ゲーム内のプロデューサーを示すシャニPではない)だな」とため息をついてしまった。

こういう人をターゲットにし続けたがために、シャニマスおかしくなってしまったのだな、と。

かにシャニマスは"アイマスの中では"一風変わった作風である。でも、強調した通りそれは"アイマスの中では"の話でしかなく、シャニマス作風は他のオタク向けコンテンツサブカルの中ではありふれたものしかない。ファン人口マイナーコンテンツの域を出ず、シャニマスPが絶賛するシナリオも特異性は特になく凡庸しかない。はっきり言ってしまえば、何もかもが"アイマスの中では"でしかなく、アイマスの冠を外せば凡庸コンテンツとして名を聞くこともなくなるだろう。

そんなシャニマスを"優れた作品"として崇める彼ら"シャニマスP"のスノッブ凡庸さは滑稽でしかなく、その滑稽さはまさしく"アイマスP"だ。

シャニマスは高尚なコンテンツなどではない。しかし、だからと言って語るに値しない無価値コンテンツでもない。普通だけど、特別コンテンツだ。そこに高尚さとか、"文学"、"芸術"という形容にこだわるとか、そういうものはいらない。実験を繰り返す進歩的コンテンツというラベルもいらない。アイドルたちが生きているシャニマスという世界。それだけがあればいい。

スノッブ凡庸な"シャニマスP"に奪われ、姿を隠され続けてきた普通だけど特別シャニマスが戻ってきますように。それだけが僕の願いだ。

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