2024-07-29

彼らが失われた30年について言及するときほとんどの場合、真面目で勤勉なはずの日本人

なぜ労働生産性国際競争力で劣るのか、という話になりがちだ。

しかそもそも、何かに原因を求めるよりもまず、能力が低いのではないか?とか、実力不足では、という指摘が

どこからも挙がってこないことがまず問題なのだと気付かなければならないと思う。

例えば、出勤時間よりも早く来て勝手仕事をし、自ら進んで時給を下げているにも関わらず給料が低いと嘆く、とか。

こういった行為利益になるのは、会社の業績が右肩上がり高度成長期のような場合だけなので、

もしやるならば自分会社決算ぐらいは見ておかなければならないが、ほとんどの日本人はそういったことが苦手だ。

もっとわかりやすい例では、英語力が顕著だ。日本語英語の相性が悪いことは良く知られているが、

似たような文法発音で話す韓国人と比べても49位(標準)の韓国に対し87位(低い)と差は明らかだ。

外国人はあまり日本人に対して興味を持つことがないから、

(日本人労働契約書が読めないのか?)とか(この程度の英語理解できないのか)と思っていたとしてもあまり口には出さない。

たまに「日本人は勤務時間外にも真面目に働いてる!クレイジーだ!」と正直に言ってしまう人が現れても、

なぜか誉め言葉のように受け取って現実を見ようとしないし、遠回しにアドバイスを貰っても聞く耳を持たない

海外が異様に素晴らしいわけでもないし、日本が全く駄目なわけでもないが、そうはいっても努力必要だ。

取捨選択をし、自分判断して自分責任を取る。何も決められず、責任も取らないのであれば、少しずつ沈んでいくのは当たり前の話だ。

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