そもそも聞かれている内容自体が物凄く意地悪というか、明確な悪意を持っった切り口からやってきているのを感じ取って防御しているだけに見えるんですよね。
いわゆる「ゴールポストの置き方にそもそも悪意がある」っていう状態を仕込まれているというか。
そこでボールを蹴り始めてから「ゴールポストがそもそもおかしくね?」と言っちゃうのはやっぱ違うっていうか、そもそもフェアじゃないゲームを挑まれていると思ったらゲームを始める前に「これ、ルールがおかしいですよね?」と言うのがフェアプレイだと思うんですよ。
今までの政治家はボールを蹴り始めてからどころかシュートまでしてから「これ、そもそもゴールポストの位置に悪意があるんだけど?!」って怒り出してチャラにしようとする(もっと言えば、もしもそのままゴールを上手く決めたら手柄にして失敗したらチャラにする両天秤に最初からかけてくる)。
石丸さんはそういう態度を「政治屋」だと言ってるんじゃないかなと。
ゲーム中にルールを捻じ曲げ合うことをゲームの一部とするような態度に対して「政治屋同士の政治」と批判してるんだと思うわけです。
石丸さんは「政治屋」じゃないから、そもそもルールがフェアじゃないと思ったらゲームが始まる前にしっかりとそこを確認する。
でも今までの「政治屋」はそうじゃなくて、ゲームをしながらルールを微調整しようとするじゃないですか。
結局日本のインタビュワーとかもそれに慣れているから、自分たちが悪意のあるゲームを仕掛けてきておきながら相手がルールの確認から入ると面食らって反応できなくなるんですよ。
インタビュワーも結局は両天秤にかけていて、相手がこっちの思惑通りに動いたら勝ち、こっちの思惑に気づいて途中でルールを変えようとしたらルールを途中で変えたと批判するって二段構えを前提とし、その上で最後は政治屋とマスコミ側で水掛け論をしあうことで、お互いの陣営の信者から見ればどっちも勝利しているかに見えるWIN-WINを続けてきたんじゃないかなと。
でも石丸さんは凄くピュアっていうか、どっちかが勝つならどっちかが負けるような結果がちゃんと出るようなゲームをフェアにやろうとするわけですよ。
だから最初に「ゴールポストの位置がおかしくないですか?」とボールを蹴る前に言う。
だけど、そういったことをされることに慣れてないアナウンサーとかはテンパっちゃって変なことを言う。
相手がグダグダになってるもんだから石丸さんも引きずられてグダグダになっている所を、「石丸グダグダじゃんwww」と切り抜かれてしまった。
これ、可愛そうじゃないですか?
終わったあとのスタジオタイムで身内同士でエコーチェンバーの言い訳合戦を始めてさも「いやー俺達は完璧だったのにな―」みたいな態度してますけど、あれ本当にフェアな態度ですか?
今の若者は3行以上の文章読めないから。石丸さんスゲー!しかわかんないんだよ。 これも何書いてるかわからん。