2024-05-25

最近の「アンチ」の使われ方

参考までにだが、コトバンクはこうなっている。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%81-429462

〇〇のアンチとは、〇〇の思想が気に入らない、好きじゃないという理由で、〇〇に関連するあらゆることに対して難癖をつける人、という認識だった。論理より先に「嫌い」という感情がある人を指すものだと思っていた。アンチという言葉はそういう意味からこそ、「アンチの言うことは無視、耳を傾ける必要はない」という話になる。

だが今は違う使われ方をしているように見える。

「〇〇を否定するので、あいつはアンチだ」もう全く逆で「否定する奴はアンチ」となっている。これが今のインターネットで、ただの排斥意見無視、耳を塞ぐ行為として機能し、有名人が使うとそのファンへの犬笛「あいつはアンチからあいつの意見に耳を貸してはいけないよ」となっているのをよく見る。

後者意味アンチを使っているのを自覚していればいいけど、若い人は特に自覚していないように見える。そもそも意見に対してただ反発すること自体が幼い行動なんだが、それをなんとなく「あいつはアンチから」と処理することで「自分たちは正しい」としているように見える。

若者が間違えるのはまだいいが、最近大人が使っている例を見た。ジョージア大使だ。

https://x.com/TeimurazLezhava/status/1793578598915559589

> 一部のアンチによる貶しの対象

松屋食事感想ツイートたらこれ。大体これなんのアンチのつもりで書いてるんだ?松屋か?ジョージアか?仮にジョージアだとしても(そうは読めないんだけど)、まずかったものをまずいと書いたら国のアンチなのか?そもそも駐在先の国民の一ツイートに対して一方的アンチ認定ってどうなんだ…

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前半ダラダラと書いてしまったけど、どちらのアンチ意味でもジョージア駐日大使ちょっとどうなの、というのは変わらなかったわ。

  • https://anond.hatelabo.jp/20240525101336 誤操作で元記事消してしまったからこちらも紐付け。親露じゃないよ

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