2024-05-22

風俗童貞を捨ててしまった

行くんじゃなかった。少なくとも俺は風俗に行くべき人間ではなかった。と言うより、俺はセックスに向いていないんだと思う。今物凄い自己嫌悪が止まらない。

今後俺は彼女を作ることが出来ないんだろう。今までにも一人、高校生の時に付き合っていた人はいた。あの時は彼女を性の対象として見てはいたが、そこには少しばかり神聖ものとしての側面があった。女性を、女体をどこか神々しいものであって断じて肉の塊ではないと思う節があった。

その幻想を俺は自ら破壊してしまった。もしかしたら賢者タイムに今在るのかも知れないが、そうとはしても前なら綺麗だと思えただろう街ですれ違う人を見ても、認識論としてただの肉塊にしか見えなくなった。

物事には順序があり、人には人の順序があったんだろう。俺の場合恋愛の果に据えるべき、そしてこれからを繋ぐ行為としてのセックスだったのだろう。

そして俺は今こそ己を知った。恋に恋をするような人間ではないが、確実に恋愛至上主義であったのだろう。

今後仮に何かの切っ掛けで彼女が俺にも出来るかも知れない。でも、彼女に指一本触れる事は出来ない。後ろめたさ、と言うのもあるし、何より自分から進んで電話を掛けて予約を取って、自らの足で赴き行為に及んだにも関わらずペニスがまるで起たなかったからだ。

どこか義務感のように、このままでは申し訳ないし、高い金を払ったその義務感で事に及んだこの記憶は生涯消えないだろうし、出来るかも知れない彼女との行為の前にもフラッシュバックするのは確実だからだ。

セックス気持ちが良いものとする認識がある程度の人類共通したものなのだろうが、まるで気持ちよくなかった。ただひたすらに気持ちの悪いことだった。他人と肌を重ねること自体も纏わりつくような相手の肌と、自分以外の体臭を嗅がなければならない行程、まるで柔らかいだけのマネキンを触るような異質感、腔内に侵入するエイリアンしか言えないぬめぬめとした感触、とにかくすべて強烈な違和感を捩じ込まれるような、単語にすると穢れてしまった事実のものが具現化、実体化してしまった。

童貞を捨てて知った。失った童貞は、その無垢であったあの頃はもう戻らない。残されたのはただの自己嫌悪と女体そのものに対する忌避感だけだった。

今纏まらない考えをただ書いただけだから、また纏まったら追記の形で書き加えたい。

  • あー😰 穢れてしまいましたね。 今後、商売女以外の女性と関わらないでくださいね😓

    • 何と言うか、この世の全てに申し訳ない気持ち。

      • 風俗を利用する男は将来のお嫁さんに梅毒やHIVを移してもいいと考える人だけです。 子どもが先天性疾患を患っても構わない人だけです。 HPVに感染、発病して家族が路頭に迷ってもいい...

  • 肉塊はエロいだろ もちろん骨も皮もエロい 精進が足りぬ

  • ”ペニスがまるで起たなかった”のにどうやって”事に及ぶ”の? 射精しなかったら童貞捨てたことにならなくない?

    • 起つには起ったがすぐに萎えて、下腹部に力を込めてやり切ったから、少々誇張が入っている

  • それでも童貞を捨てたいです。どうしたらいいですか?😥

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