2024-03-08

ハッテンするコミュニケーション

LGBT論壇の人やマツコは、ハッテン場は出会い場所だと言う。

仕事の合間にアプリ身体交渉約束を取り付けたが、帰宅して身支度をして家を出る瞬間に相手存在アプリから消えた。

せっかくだし、教えてもらった有料ハッテン場に行ってみた。こういう時に猫ミームの出番だよな。

思ったよりムンムンしていなかった。秩序があった。皆大人しく、仕様に従って粛々と作業遂行する感じだ。恋愛強者っぽいヒエラルキートップ層もいるのかも知れない。あの場では、人様の顔を繁々と見つめてしまっては、その気があると伝わりかねないので、そんなには注意深く観察できない。なんせ暗い。

場内を手前から奥へ、奥から手前へと、細く流れるEDMを掻き消すように激しく腰を打ちつける音、あられもない嬌声を頭上に聞いて、着衣の少ない人々の体に触れないよう半身になって通り過ぎ、手前から奥、奥から手前…奥から

特にぐっと来るものもなく30〜40分ほどが過ぎ、こういうのでいいんだよな20代前半にしか見えないフェミニン金髪の男を誘って部屋に入った。

ハッテン場のマットは先人たちが使ったローションが完全には拭き取る事ができず染み入っており、身体を支える部位が滑ってしまう。そのため、ベッド上での運動に加え、自分身体及び振動前後する相手身体制御せねばならず、技巧が求められる上に体力も消耗する。意識が割かれて、いまいち興の深奥へと至る道が函谷関か羅生の門。

少ない言葉で、要点になるやり取りだけがある。してもらいたいこと、求めていないこと、その時々の相手感情身体状態

自身性的恍惚に至るのが最優先ではなく、わずかに交わした暗室契約を遵守して、確実にいい思いをして頂くことが至上なのだ。快適な部屋で、前後の流れもあってしっかりやり取りして至る交渉ではないことも要因だが、若干の反省がある。

これは、密かに芽生えるひと夜限りの愛なのかも知れない。

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