Twitterを手に入れるのではなくてXを作り出したかったんだとすれば、イーロン・マスクの勝ちだな。
Twitterをぶっ壊して新しい何かをやりたかったんだとすれば、イーロン・マスクはそれほど間違ったことをしていない。
ちな追放されていたスティーブ・ジョブズがAppleに帰ってきたときも、それまでのAppleがやってたことほとんど全部ちゃぶ台返しして止めさせたからな。
だってさ日本企業のパイオニアとかが自分とこのブランドでMacとか作ってたんやで。
Mac互換機とかいってAppleがライセンスして独自のMacを作らせる商売をやってたんや。
それを、そんなもん全部やめや!!って無理くりに契約打ち切ってなかったコトにしてしまった。
その他にも進行中だった多数のプロジェクトは全部中止。
そんで何をやりよるんかな?って思ったらシンクディファレントとかいうポエムを詠み始めた。
そらーな、後世の立ち位置から過去を顧みたときには、それは偉大なる思想の現れだけれど、当時生きていた人間から言わせたらちょっとした悪夢やぞ。
それまでの積み重ねを、やめる、やめる、それもやめる、あれもやめる、全部やめる、って強引なことをして
じゃあ、なにやんの?
ってポエムかよ、ポエムかよ、ポエムかよ!?巨額の宣伝費をポエムに使うんかよ!???
ってなるよな。
本当に何の商品も宣伝せずにマンションポエムみたいなことが書いているだけの広告が世界中のMacの雑誌を占領したんだからな。
そりゃちょっと何考えてんの???と思うよ。いやいやいやいや、結果を知ってる後世マインドからしたら馬鹿なのは俺だけど、そんなん未来人の傲慢な嘲笑だよ。
同時代に生きながら同時代のことを正しく評価する、というのはなかなか難易度が高いんよ。
実際あの人も生まれるのが10年20年遅かったらただのパワハラ野郎としてキャンセルされて終わりだったはずだ 俺たちはそういう未来を生きている