と昨日ホッテントリに入ってた生産性に関するブログを読んで思った。
竹中平蔵は新自由主義の権化みたいに言われてるが、実際に彼がやったことは
「社会全体の生産性を下げ、労働者一人ひとりの取り分は減ってもより多くの人が職にありつける社会」
だと思う。
そのため雇用の流動性は生まれず、かわりに業務の効率化より非効率でも安い労働力=非正規雇用を使ったほうが業績が上がる仕組みになった。
その結果、効率化で居場所がなくなるはずの低スキル労働者の雇用が守られるようになった。
更に年金引き上げて60以上も働かせるが、その老人が若者の職を奪うほど出しゃばらないようにするために、残業して働きすぎると給料が減るシステムを導入し安い給料になるよう強制し、それなりの仕事をさせるように仕向けた。
これにより、低スキル労働者も若者も高齢者も職にありつける仕組みが樹立された。
これを新自由主義と呼べるだろうか?
低スキル業務の自動化/効率化による生産性向上より、労働者をたくさん雇用して業務を進めたくなるように企業を誘導し、日本の生産性向上はみるみる落ちているが、失業率は世界と比べ低く誰もが非効率だが働けている社会になっている。
ただ、彼が彼の望む新自由主義を推し進める上で譲歩してしまった「正規雇用の廃止」と、年金不足対策で高齢者雇用を促進させたものの、「老人は老人なりの仕事をさせ、能力を発揮させない」という若者が有利になる条件により、
彼の新自由主義施策は生産性向上による弱者(低スキル労働者や若者)の切り捨てではなく、低スキル労働者=非正規雇用者や経験のない若者という労働者階級の職の確保とその人たちが死ぬまで働ける社会を担保する共産主義政策に変容した。
実際は格差広がってるだけなので共産の思想と真逆やぞ
もちろんちゃんとした共産主義ではないが、三段階の共産主義なんだよ 「管理者」としての資本家 「中間管理職」としての正規雇用労働者 「労働者階級」としての非正規雇用労働者 で...
資本家と正規雇用労働者がいて非正規雇用者が平等ってどういうこと??
共産主義も共産主義を維持するための共産党みたいな管理者がいるだろ? そのポジションを日本の資本家が担うようになったんだよ 資本家を効率化のために人を切るより安い労働力を雇...
ただの格差を無理やり例えて破綻してる図。それはただの格差やで
党幹部と末端党員と非党員の格差が超絶激しいのが共産主義体制の現実やで
単なるレントシーカーです
共産主義って生産手段の共有主義で生産性下げて就労率あげる主義ではないやろという話 本来は共産主義のほうが資本主義より効率的と主張してたんやで
まぁ、その主張は…現実的やないやろ笑 その非現実的な主義を現実的な形で社会導入することに成功したのが竹中平蔵なんやないかな