2023-02-03

同性婚導入して社会が変わらないわけないだろ

第一誤謬:「同性婚を導入する必要はない」

基本的人権法の下の平等原則をこの社会で維持し続けたいのであれば、同性婚を導入しないという結論に辿り着くことはありえない。

第二の誤謬:「導入するにしろパートナーシップのような別枠で良い」

法の下の平等公平性観点もつならばそれは通過点に過ぎず、最終的には市民全員がひとつ婚姻制度に参画できることが図られなければならない。

第三の誤謬:「婚姻制度は国による生殖可能存在への支援のためにある」

婚姻制度による直接の結果は、社会の基礎単位である「家庭」の新たなる創出である婚姻制度にとって、「生殖」はその副産物しかない。「家庭」が多様な形をとることを社会が許容する時点で、「家庭」において生殖によって子供を持つということは義務的要請されることではもはや無くなった。

異性婚でかつ子供を持たない家庭の存在を認めるのであれば、婚姻制度生殖支援を切り離してゆく以外の道をとることはできない。

第四の誤謬:「同性婚を導入したとして当事者以外の人間生活は何も変わらない」

婚姻制度から生殖支援の側面を丁寧に切り離していくことができた場合、当然そういった「婚姻」によって生まれる「家庭」という通念は、「生殖=血縁から切り離したものとして捉え直す必要がある。

したがって、「血縁」「イエ」「民族」といった通念について、社会的な存在感の変質が伴わないと強弁するのは欺瞞である

第五の誤謬:「社会はすでに同性婚を受け入れる準備ができているところまで変化している」

そのため、同性婚を受け入れる社会とは、単に同性愛多様性として社会包摂するという以上に、「家庭」の通念が「血縁の親子関係」により構成されるということを否定できるところまで進める必要がある。

現在社会構成員の多くにとって一昼夜でその通念を本当の意味で受け入れる準備はできているだろうか?

そうではないならば、「社会が変わってしまう」ことを危惧して議論制度設計を重ねる必要がある。

  • 検討すると言い続けて、8年くらい何もしてないのに「一夜で」とか印象操作も甚だしいな 今自治体がしているパートナーシップ制度は法的なものじゃないから これを法制化するってな...

  • どうでもいい😉

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