AIによるテキスト生成の技術がすごい上がっているようなので、試しにそれでサイトを作ってみることにした。
英語圏のデータが多いだろうから、英語で生成されやすいテーマを選んだ。
そして生成された文章をdeeplに投入して日本語化している。
試しにやってみたところ、テキストの品質は人間が手間暇をかけて作った場合と比べると、50〜60%くらいのできかな、という印象を受ける。
文章としては成り立っているものの、読み手に面白さを伝えよう、みたいな味付けはされていないので、かなり淡々としている。
それでもサイトに掲載するのには問題ない水準はクリアしていると感じられた。
そして人間が文章を書くのと比較すると、かかる時間的なコストは圧倒的に少ない。
人間なら調べて文章化するプロセスにおいて、1〜2時間は要しそうな文章が数分でできてしまう。
そこから内容のチェックや、補足文章の生成などのプロセスがあるので、全体では1記事につき15分くらいはかかるかも。
それでもすべて人力でやるよりかは圧倒的に早い。
内容のレベルが50%で、時間効率が5倍だと仮定すると、AIによる1記事あたりのコスパは、人力に比べて250%となる。
AIでの生成なら、1日に1時間くらい使うとして、3〜4記事くらいは投稿できそうだ。
となると圧倒的に効率がいいわけで、そこそこの品質でサイトの記事を増やしたい、という場合にはかなり使われることになるだろう。
ただ、AIが作成する文章は正確性に欠けていることがしばしばあるので、厳密な正確性が求められるようなジャンルでは利用が難しい。
これ明らかに間違っているでしょ、という内容もしれっと書いてくるので油断がならない。
多少間違っていても、世に迷惑を及ぼす可能性が低い、重要度の低いジャンルで使っておくのが無難だと思われる。