日々孤独で辛い人生を送っている中高年独身だけど、自分が孤独を感じるのってもっぱら周りに人がいる時なんだよな
昔のアニメ『幽遊白書』のOP曲『微笑みの爆弾』の歌詞にあった、
「街の人混み肩がぶつかってひとりぼっち」「果てない草原風がビュビュンとひとりぼっち」
「2つ丸をつけてちょっぴり大人さ」…これって周りに人が多いからこそ感じる孤独と本当に誰もいない時に感じる孤独のどちらも孤独だって意味だろうけれど
でも、自分の場合『ひとりぼっち』を感じるのは専ら周りに人がいる時であって、後者の「果てない草原風がビュビュン」のような状況では開放感を覚えこそすれひとりぼっちで辛いと感じる事は基本的にないんだよな
部屋で一人でいる時間には孤独を感じないし、だから俗に言われる『孤独死』って実はそんなに孤独死でもないんじゃない?と思ったりする
それも「街の人混み」のような状況ならば、道行く親子連れやカップルに対して羨ましさを感じる事はあるものの
一番辛いのは、職場や習い事のように継続して特定の人達と会わざるを得ない場所で
飲み会でも休憩中の雑談でも周りの皆は意気投合して同じような属性の人達で盛り上がり、自分だけが誰とも仲良くなれない
この年代になると同年代は子供の話、孫の話、若い人達は恋人や婚約者の話……独り身の人達のする趣味の話でさえも、同じような性別・年齢の属性の人同士盛り上がっていて自分は完全に蚊帳の外
凄く孤独を感じて辛いし、早く家に帰って一人になりたいと思う
たまに自分と同じようにひとりぼっちの人がいたと思って話しかけても、その人は本当に一人が好きで望んで一人でいるようであってこっちが話しかけると嫌そうな顔をして拒絶されたりする。
ほんと、自分からは積極的に話しかけるんだけどなー。空気が読めないのか、見た目が悪すぎるからなのか、いつも微妙な反応をされて嫌がられるから黙っていた方がマシになるという
他人はびっくりする程誰も自分には話しかけてくれないし、同じように孤立していた人は声を掛けられてあっという間に仲間の輪に入れているのを見ると泣きたくなる
猫を飼うか子供でも産め 否応なくかまわないといけないし否応なく愛情も絆もできるぞ