https://anond.hatelabo.jp/20220607141101
この増田で、結局はねらーが自己正当化してるだけじゃねーかとか言われてて、まあわからんでもないのだが。
テレビだの雑誌だの、そういった主要マスメディアは当時のネットユーザーにとって欲しい情報を提供していなかった、という感覚は確かにあったんだよな。
つまるところ、ゲームの攻略情報を朝のテレビ番組でやっているか、という話であり、ジャンプの各々の感想が月曜、もしくは早バレの時期に見られるか、ということである。
マスメディアはマスへのメディアであるが故に、ミクロの情報と、個人個人の趣向といったジャンルに弱く、ミクロレベルの情報の速報性に弱く、ついでに『本音』なるものを表現できないからだ。
つまり、俺達はやっているゲームの感想や読んだ漫画の感想、考察を知りたかったらテレビではなく雑誌でもなく攻略本でもなく、ネットに頼っていた。
マスメディアが提供できない、自分の欲しい情報を提供していたのが当時のネットだった。
また例えるけど、やる夫スレどれが面白い?なんて情報はあらゆるメディアでネットにしかなかったわけだ。
その時の自分が一番欲しい情報を提供しているのは、ネットだった。だからこそネットは『情強』だった。
まあ、当時はスマホなんてなかったわけで、携帯で書き込むと「もしもしは出てけ」的に差別されてた。
『わざわざPCを買って、ネットなんかやってる層』という今よりも自分より同じ属性の人間達でコミュニティを回してたのだから、当然居心地は今よりはるかによかったし、
もしもし差別懐かしすぎて草だなあ いまやスマホが多数派で涙が出ちゃう