昨日のくりいむなんたらって言えば分かる人は分かるかな。
あれでジュリアナ東京を知っている若者が25人中0という結果になったよね。
漫画やアニメとなると、その時代に生きた人が精力的にネットに情報が整理していて学ぼうと思えば学べる環境が整っているということなのか、お前その放映時に絶対生きてないだろっていうティーンが何十年も前のアニメとかも語れるという例は普通にある。ガンダムとかその典型だな。その特撮版が仮面ライダーで、その共通点は今も絶賛新シリーズ放出中で、若者が「昔のシリーズはどうなっていたんだろう」と興味を持つきっかけを内包しているということ。
しかしジュリアナ東京のようなより純粋な時事ネタは、その言葉を知るきっかけに乏しい。パラパラとかお立ち台という言葉を辞書で知る機会があったら、なんとかそれを検索キーワードとして手繰り寄せればたどり着くこともあるか、ないか。
二次元系のオタには懐古趣味を併発している人もいるものだから、25人中誰も知らなかったのはオタクといえどもここまでかなと一瞬思いそうになったが、さすがに25人に1人の確率で存在するほどオタクも安いものじゃないわなとすぐ軌道修正した。
「時事ネタオタク」というのもいなかったんだろうかと同時に思ったが、同じように考え直した次第。
もしも真面目にZ世代が平成昭和後半の時事ネタに詳しいオタクになろうとしたなら、図書館にある新聞の縮約版を読めというのがまずは考えられそうだ。
でもテレビではやっていて新聞には載らなかったネタなんかもありそうで、完璧を期すには程遠い方法論な気もしてくる。
俺も25歳でz世代なのか微妙な年頃だが、当時流行ったタバコの銘柄なんかもしあったとしても、新聞にも放送アーカイブを検索しても出てこないだろうし、やっぱどう考えても当時を生き抜くという最強のアドバンテージには若者ではどうやってもかなわないものがある気がしてくる。