2021-09-07

近い将来、既婚者差別が始まるだろう

https://ta-nishi.hatenablog.com/entry/2021/09/05/224050

記事を読んだ。

この記事に書かれているいくつかの点は私(20代男)の実体験と一致しない。

要約すると非モテ私的領域公的領域で辛さがある、といった書かれ方をしている。

私的領域では

・周囲から馬鹿にされる

自分が無価値人間と感じられる

と書かれているが、私の周りの同世代のことを考えると彼女がいる人自体レアなので馬鹿にされることはほとんどない。

会社の先輩などと酒の席で自虐的に「彼女できないんですよね~」みたいな話をすることはあるが、先輩の方も世の中彼女がいるような人ばかりではないことは分かっているのでそれについてしつこくどうこう言ってくることはない。

夜になると寂しさを感じることはあるが、朝起きれば忘れることだ。

記事では公的領域での独身者差別を憂いているが、私の想像では

これから表面化してくるのは公的領域で、既婚者の立場が悪くなることなのではないかと思う。

昨今の未婚率の上昇で社会の中での非婚者の割合が増加してくる。

すると選挙権関係社会の中で子育て支援などの政策は通らなくなり、企業でも既婚者向けの社宅の廃止扶養手当の廃止などが議論に上ってくるだろう。

「なぜ独身者が稼いだリソースを既婚者という特定属性の人たちに分配する必要があるのか」という当然の疑問が湧いてくる。

幸せという資産を手にした上に独身者から財産まで巻き上げていく。

そんなことが今後も許されるのであろうか。

子育てパパが話題になる中、出世の面でも仕事にフルコミットできる独身者に対して既婚者は劣位に置かれ、発言力が弱まっていく。

子供がいないと社会が維持できない。

それを誰もが分かっていても公の場でそれを口にすることはできなくなる。

みんなが自分だけのために働き、楽しみ、死んでいく。

回り始めた歯車はもとに戻らないのではないか

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