はてなのみんなは想像ついてると思うけど、コロナワクチンの接種予約に関するシステムは相当ヒドい。
幸いこの国家プロジェクトに参加できるのは日本で6社~8社くらいしかないということなので、私の知っているものはその1つにすぎない。
しかし予約受付システムはそのようなことはほとんど考えられていない。
単純に電話予約を受け付けたらオペレーターが個人情報と接種会場と日時を登録する。それだけだ。Excelかよ。
予約の変更やキャンセルはできるようになっているが、それが1回目の予約なのか2回目の予約なのか画面には表示されない。
問題となるのが1回目と2回目の間は2週間空けなければならないという点だ。
1回電話を切って、再び電話して2回目の予約を入れる人もいる。
そのときに1回目の予約日が分からないのでデタラメな予約をしてしまう人がいるのだ。
管理者権限で入れば見れるらしいのだが一般権限では見れないという。なぜだ。
そしてオペレーターには、まとめて2回目の予約もしてもらうように市民にアナウンスするよう指示が出ているが、2回目も含めて予約してくれる人はほとんどいないらしい。
さて、そんな状況で自治体からシステムの導入を請け負っている地方のSIer様から、上記の説明と共に我が社に緊急支援要請がきた。
現在このシステムの隙間を埋めるための処理を人力でやっているが、あまりに膨大な数のためこのままでは担当者が死んでしまうことは見えている。
それを一発逆転するようなツールをいますぐ作って欲しいと会社に乗り込んできた。
念のため確認したが、このksシステムを改造することはできない。が、なんとかしてほしいという。
とにかく時間がないし、この依頼を拒否する権利は君ちには無い、と言わんばかりの気迫であった。
そんな疑問は頭に浮かんだが、SIer様にそんなことを言うのは失礼なので言わなかった。
仕方ないのでWindowsを自動操作するツールや自作ツールを組み合わせて多少自動化させてみたが、はたしてこれで解決するのだろうか。
全国で戦っている各種担当者に幸あれ。
アホさ加減極まりない それを一発逆転するようなツールをいますぐ作って欲しいと会社に乗り込んできた。
みんな大好き「きんとーーーん」や「せーるすふぉーーーす」を使えば 蓮舫先生も言ってたじゃん 「時代はもうクラウドなんですよ」って