■落日の東京オリンピック2020

2021年、コロナウィルスを抑えることができなかった東京オリンピックは2021年x月、中止を余儀なくされた。

日本政府は意地でも開催するつもりだったが、参加国が日に日に減っていき、ついに中止を決断した。

世界がコロナに敗北した瞬間である。（日本ではない）

参加国が減ったのは参加国のコロナが収まっておらず選手を派遣することはできないということになっている。（重ねて言うが日本のせいではない）

しかし、株価は続日下落。GPIF、日銀砲も不発に終わりアベノミクスの効果は吹き飛んだ。

バブル崩壊後ほど最悪ではないが株価はx万円まで下落した。

ただ、この先成長ネタがない日本を深い絶望感が包んだ。

第二次就職氷河期の到来である。

一方2022年、中国は問題なく（？）オリンピックを開催した。

「ワクチンを開発できたおかげで、なんとか開催することができました」

共産党の報道官はわざわざ日本メディアのカメラに探してそう言った。（自分が打ったワクチンはファイザー製のくせに）

ウイグルは？

ヨーロッパのNGOが現地調査を行い、ウイグルに問題がないことを確認し、一時休戦となった。

お金でなんとでもなるのは資本主義の良いところである。

2020東京オリンピックは日本があらゆる面で落ち目であることを暴いた。

時代遅れな価値観に囚われた老人たち。

判断ができず、結局直前まで中止の判断ができない政治家たち。

ワクチンを開発することができない日本、ワクチンを（一応）自国で開発できる中国。

日本が（一応）技術でも中国に負けていること。

何より今後成長ネタがないこと。

こんな国で誰が子供を産むだろうか？

（この増田はフィクションです）

なお、開催した世界線でも、開会式で差別的表現が見つかり世界中から批判されるが追加されるだけで大枠は変わりません。

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