2021-04-17

男性学を語る女性全然的外れ

当事者でもないのに訳知り顔で太田啓子あたりの書籍推して、男性から降りようとかいうの、全然的外れだよね。

YouTubeのこれはちょっと面白かったのでメモ

女性から男性になったトランスジェンダーの人(FTM)が、男になってわかった男のつらさについて語る動画

https://www.youtube.com/watch?v=XgwhFFL2LIE

忙しくて動画見てる暇がないって人に箇条書き。

1. 生きてるだけで不審者

2. 仕事に対するプレッシャー半端ない

3. マジでちやほやされない

4. マウントの取り合い

5. コミュニケーションが女のことor仕事の話だけ

6. 彼女大事にしてるとちょっとバカにされる

7. (彼女が)怒っている理由がわからない

語っている本人は、女性モテる中性系女性から陽キャ男性になったので、今流行りの弱者男性視点ではないのに注意。

1は単に被差別属性であるということ。

2が異性からは見えない、生きているだけでのしかかる重圧。

3は、陽キャが言うとモテないという意味になるけど、本質自分から声を上げないと異性からも同性から社会システムから放置される、という孤独の底にいるのがデフォということ。

そして、これによって1と2の苦痛は誰からも救済されない。

4~6は、従来の男性学でいう「男性性」の悪しき習慣だから、これを降りればというのはわかる。

7は、まあ男女のコミュニケーションの話なので置いておく。

女性の方が男性よりつらいだの、男性から降りろだの女性から語る場合、最低限このあたりがスタートラインになってほしい。

  • そんなんゆうたら自分が持ってない属性のこと、ぜんぜん語れへんことになるで? そもそも、 自分が持ってないから解らん、そやから研究したくて語りたいんちゃうんか? オマエは知...

    • だから、自分が持っていない属性のことは視界に入る範囲を見ているだけではわからないのが大前提で、当事者の声をしっかりヒアリングするとか、元記事にあげたような属性を途中で...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん