2021-04-10

動画ゲームよりも小説デジタルであることを理解してもらえなくてキレそう

ラジオテレビゲーム活字なら活字ダントツデジタルだろ。

声や映像情報は高い連続性を持っているし、そこに乗るファジー情報だって多い。

声色やBGMだけでなく、タイミングや間といったそれ以外のやり方で抽象化できない要素が多分に含まれてる。

活字はとにかく離散的で、逆にそこが独特の趣を生み出すことがメインのコンテンツだ。

行間と呼ばれるものは、実際には全ての単語の隙間一つ一つに詰まっているし、その単語のうちどれを選択するかによって生まれ効果の影響は音として情報を載せられないからこそ強烈になる。

「一流の役者は、「はい」や「いいえ」だけでも幾万通りもの演じ分けが出来る」というが、活字は逆にそれが出来ないことによって生まれ情報の欠落を武器にしているところがある。

ドット絵AAがコレに近い。

情報の離散性が高いことによって、隙間を想像する余地が生まれ、だが同時に離散性は残り続けることで、離散的な情報連続的な情報の重ね合わせを生み出せる。

実際の所、我々が普段得ている情報も離散と連続の重ね合わせだが、多くの場合その順番は先に連続情報を得てから認識を深くするために離散化している。

対して活字ドット絵場合はまず離散的な情報が入ってきて、そこから脳が瞬時に連続的な情報を組み立てることによって2つの重ね合わせが成立する。

自然界とアベコベであることこそが離散性の高い情報伝達方式の強みなんじゃないのか?

故にネット回線越しに大容量で情報伝達が容易に行える時代であっても活字ドット絵を今でも熱心に愛する人がいるのでは?

という話がしたくて

活字ってマジでデジタルって感じがしますよね」

「は?活字が?デジタル?」

「?動画ゲームって割とアナログな部分があるじゃないですか」

ゲームアナログ???

「え?」

「いや、最近ユーチューブとかってもう限りなく情報アナログじゃないですか」

ユーチューブが??アナログ???お前何いってんの!?

みたいになったんだけど、俺はどうすればよかったの?

整理すればするほど俺何も間違ったこと言ってなかったことが確信へと近づいてくんだけど

マジでキレそう

  • まあ、増田の言ってることは理屈として分かるんだけど、世間一般の感覚としては「デジタル」=「IT」、「アナログ」=「ITを使わない物」という感じなんだよね。 原義から言えば誤用で...

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