なんでDV傾向のある異性と付き合うの?馬鹿なの?みたいな意見があるが、
これも言い方が悪いがマゾの傾向があると言ってもいい
より正確に表現するなら、権力や暴力への帰属欲求が高いといえばいいのだろうか
つまり、暴力がすべてを解決する、という親元で育てば、配偶者も子供もそれに習うだろうし、
相手の、暴力が全てを解決する、という価値観を全力逃亡もせずに受け入れているのであれば、
つまり、現実的な取捨選択や消去法も含めて妥協しているともいえる
その結果として、そういった家族や組織全体に他者への虐待傾向が広がって蔓延していく
どうしたところで組織とは空気に支配されるものであり、これは仕方がない面がある
ナチスとアイヒマンだってそうだろうし、アイヒマンに対する評価も変わってきており、
彼の供述などから彼自信にも差別や暴力的傾向があることが指摘されている
ユダヤ人に対する差別意識はあっても、率先して棍棒で殴り殺すというのには抵抗があったが、
国や権力がお墨付きを与えれば嬉々として殴り殺す、という人はいるのである
それは国であったり、権力であったり、組織内の空気、時代の空気だったりするかもしれない
近代的な法治国家でありサルでないのであれば、それは許されない
当然のことであろう