あまり興味なくて詳しく知らなかったんだけど、先日たまたまTV観てて「えっ?こんな内容だったの?」と全然想像と違って少し驚いた。
【想像してた内容】
2012年に出した著書の改訂版を出すに当たって『公文書管理』についての記述のとこだけ数行(または数ページ)しれっと削除した。
【実際の内容】
(公式の紹介文だと改訂版とは一言も言ってない→https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166612871)
・2012年に出した著書の1〜4章のうち1章と2章のみ再録。残りは近年のインタビューを追加収録。
なので実際は『公文書管理』の記述だけじゃなくてボリューム的に結構な量をカットしてる。
文藝春秋側の言い分だと、カットされた4章の中にたまたま公文書管理の記述があっただけで恣意的に削除した訳じゃないと。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/53e6b82862f0feaf391c1de0df25ebc60b171bb5)
確かに公文書管理の部分だけ削除したいなら3章まで削除しなくてもいいはず。
ちなみに3章と4章って何なのかというと、当時与党だった民主党への批判と東日本大震災についてらしい。
確かに新刊として出すには内容が今の時代にそぐわない気もする。
本屋で売ってるのを軽く見てみたけど、新書の厚さからして、さらに3章と4章も収録するのは確かに厳しい気もする。
批判してる人の論調を見ると、菅総理が公文書管理の記述をカットするように指示したって決めつけてるけど、10年近く前に出した著書の内容を一言一句覚えてて、そんな細かいこと指示するのかな?と正直疑問に思う。
総理が本の内容をそんな気にするのか分からんけど、出版社側から簡単に説明されて軽くOK出しただけのような気もする。
出版社側が気を使って削除を提案した可能性もなくはないだろうけど、正直言って本当のことは分からん。
ただ、大幅に内容が変更した本をあたかも公文書管理のところだけカットしたかのように報道してたことについて正直驚いたし、若干引いた。