2020-09-23

人を傷つけたくなった

8年間近づいたり離れたりしてた男の人をメタくそに振った。自分語りだヨ。

最初は私が沼に落ちて、俗に言う都合のいい女になって、洗面所に集う色々な痕跡を眺めては、泣きながら歯を食いしばって耐えた。

誰かと付き合っても、やっぱり彼のことが好きで、別れると何故か見計らったように連絡が来るのでその度にまた都合のいい女になっていた。

でもそんな事を繰り返すうちに、彼に対する執着が無くなった。当時付き合っていた彼氏にこっぴどく振られたさいに「自分が不当に扱われること」がいかに毒となるのかをありありと自覚し(遅い)、あの男も私を相当不当に扱っていたのだ、あれは私の心身を蝕む毒だったのだと気が付いた。

まるで憑き物が落ちるように興味が冷めた。私にとってその日から彼は暇つぶし相手までランクが下がった。

彼がどんなクズであろうと、ひねくれていようと私は全て許容した。

あなたあなたのままでいいんだよ」

そりゃそうだ。別にこの人がクズであろうと私の人生には関係ない。別の女と痴話喧嘩しているのを目撃した時も「大変だったね」と慈母の笑みで慰めた。

この時には彼がどこまで堕ちるのかに興味があった。それから2年ほど経った私の誕生日の日、彼からプロポーズをされた。

「君となら結婚してもいいと思った」

とのこと。今振り返ってもドえらい上から目線だと思う。

私ほど彼を受け入れてくれる人間はおらず(そりゃそうだ。本来ダメ行為なのだから)、ずっと文句も言わずそばに居てくれた(途中から文句もなかった。赤の他人事なので)

帰り道、2件目の誘いを秒で断って別れを告げ、その場を去ると、追いLINEも読まずにブロックした。

復讐が8割だ。君に裏切られたら世界中の誰も信じられないと言われたのでメタくそに裏切った。

いや、裏切ってないんだけどね。見捨てただけなので。

直後はなんだか心が芯から震えて、家で絶叫してしまったが、それは悲しいからと言うより「やってやった」という気持ちが強かった。

ほいでその1ヶ月後、のちの旦那となる男性出会い結婚した。今までの苦行がなんだったのかというぐらいサクサク話が進んだ。

あと彼がいまどうしているかは知る由もないけど、元気にしていそうな写真共通の友人のSNSで見かけた。

散々傷つけられてきたけど、やはり人を傷つける感触はあまりいいものでは無かった。

やっぱ人を平気で傷付けるやつはクズだね。

それでも彼は彼なりに幸せになってくれればいいなと思う。赤の他人から知らんけど。

  • かなりのどうでもうんち

  • 女の若い時間の価値は換金できる価値があるが 底辺男は人生自体が無価値 あなたは価値あるものとゴミを交換したアホ

  • 遊んでる男女のドロドロ漫画みたいなのって本当にあるんだね。キモ。

記事への反応(ブックマークコメント)

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