2020-07-23

スキューバダイビングにいってうんこを漏らした話

もうかれこれ10年ほど前の話なので書く

自分担当していた取引先の社長から来月の連休沖縄旅行に行くという話を聞いた

那覇ではなく宮古島ダイビングをやりに行くというので、「そうなんですか 自分も昔講習受けてライセンスだけは持ってるんですよ」と返事をしたのが間違いであった

暫くしてその社長から電話があり「参加予定の1人が急遽これなくなってキャンセル料とかもったいないので増田君来れないかな」と誘われてしまった

自分としてはそこまでダイビングが好きではないしという思いもあったが、「若くてかわいい女性看護士2名も来るよ」という台詞に負けて参加することとなった

参加メンバー取引先の社長とその友人、60過ぎくらいの夫婦若い看護士さん2名、自分インストラクターの計8名

関西空港から宮古島直行便に乗り、到着当日はダイビングはしないというのでその夜はしこたまお酒を呑んだ

翌朝酷い二日酔いの中でダイビングをすることになったわけだが、船での移動時間が異常に長い

自分海岸からすぐのところに潜るのかと思っていたのだが、ダイビングポイントまで高波に揺られながら1時間以上かかるという

酷い二日酔いの中でさらに船酔いにもなり、吐きそうになるのを耐えながらようやくポイントに到着

海の中は名前のよく分からないカラフルな魚でいっぱいだったが、自分吐き気を抑えるので精一杯だった

ダイビング終了後、また1時間ほどかけて帰るわけだがダイビングをしたあとなので10月の沖縄といってもやはり寒い

他の人たちはマイ機材に防寒着も準備している中、フルレンタル機材で防寒着なんぞ用意しているわけもない自分はすぐに尿意を催してきた

インストラクターにその旨を伝えるとボートを止めるのでボートのへりに捕まって下半身を海につけてしろと言う

なるほどと思いながらもう限界に来ていた私は指示されたとおりに小便をしようとしたところ、あろうことかブリブリュと下痢便も水着の中に出してしまった

両手はボートに捕まっているので水着を脱いで海水で洗うことも出来ない しばらく時間がたちインストラクターが「終わりましたか」と聞いて来たところで私は全てを白状した

インストラクターに片手を掴んでもらいながら水着を脱ぎ海水でゴシゴシと洗いながしボートにあがる自分

若い看護士さんからの「大丈夫ですよ 私たち二人ともオペ看なんでもっとグロいのとか見慣れてますから」というフォロー自分をより一層惨めにさせた

3泊4日のダイビングツアーであったが、私は翌日のダイビングキャンセルさせてもらい、一人で宿で待機し昼間からオリオンビールを呑んだ

その日の夜食にはダイビング中に見たカラフルな魚の刺身が出てきた

「もしかしたら自分下痢便を餌として食べた魚たちがそこら中泳ぎ回っていて、みんなそれをおかずとして食べているのかな」と思うと少しだけ気が晴れた

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