昔はそんなんじゃなかった。
高校の頃なんかは、人より性欲が薄くて、恐怖とか以前にあんまり女に興味が無かった。
周りの友達は彼女居たり、彼女居なくても彼女欲しいとか、童貞捨てたいとか、よく言ってたけど
自分は正直彼女がどうとかよりも、当時熱中していたビートマニアのスコアを伸ばす方がよっぽど重要な問題だった。
AV見てシコっては居たけど、女でシコってるというよりもAVでシコってるという概念?みたいな
同級生でシコったとかそういうのは一度も無かったと思う。
大学に入って、彼女ができて、色々あって別れて、そこから、女が全員「次の彼女候補」としか見る事が出来なくなった。
ゼミやサークルで喋るだけでなんとかワンチャン持っていけないかみたいな考えに行ってしまうし
ただその割に度胸も行動力も無かったから何も起きなかったけど、「こいつキモいな」くらいには思われていたと思う。
元々友達だった女子にもあまりにも露骨に話し過ぎたせいで全員と疎遠になった。
当時はツイッター廃人でもあったが、女垢を見かけるだけでワンチャンを想像してしまうし、それがものすごく疲れるし、ワンチャン想像どころかその後付き合ってフラれるところまで妄想してしまって、精神的に持たなくなってツイッターの垢を消した。
そして俺はそういう自分自身が心底キモかったし、更に女の子を迂闊に好きになってしまう事が怖くてリアルはおろかネット上ですら女子とコミュニケーションを取るのが無理になった。
それで大学二年に上がるタイミングで件の彼女と別れてもうすぐ8年になるけれど、あれから一度も彼女が居た事がない。
傍から見たら俺は女性恐怖症なのかもしれないが、実質は女性と関わる自分恐怖症みたいな感じだと思う。
俺は趣味とか何もない。はっきり言って人生はクソつまらないし、まあ色々手を出した方だけど、どれも心から面白いとあまり思えなかった。
俺の人生思い返して楽しかったのは彼女は居なかったけど友達に恵まれて楽しかった高校時代と、彼女が居た大学一年の時。特に後者が忘れられない。
だから俺の趣味は人と喋るとか遊ぶとか多分そんなんだと思うんだけど、なのに人と喋る自分が怖くて誰とも仲良くなれない。
まあ遺書だと思って読んでくれ。
リベンジうんこ
ミサンドリー
お誕生日おめでとうございました……。