2020-02-16

無精子症増田だけど2人目が生まれたのでかかった費用をまとめる

以前、無精子症と診断されてから子供が生まれるまで(anond:20180418191651)を書いた増田だけど、無事に二人目が生まれたので、主に費用から報告。

さて、10本取れた精子のうち、3本使用。一方、奥さんからは30個ぐらい卵子が取れて、5個の受精卵ができた。それで、一番グレードの高い(着床の可能性が高い)受精卵を使って無事一人目生まれたまでが前回の話。

それから2年近くが経過して、2人目がほしいなとなり、残った4個の受精卵を使って2人目目指したんだけど、あえなく全敗。次にグレードの高い卵子は着床せず。残り3つは一度に戻して、1つは着床までは行ったんだけど、6週目で心拍確認できず自然流産。なお、後日できかけの胎盤とともに2〜3mmぐらいの白いニョロっとしたものがでてきて、これが赤ちゃんのもとだったのかなあと思い、丁重に弔った。

で、夫婦で話し合った結果、2度目の採卵に踏み切り、奥さんにはまた産婦人科に通ってもらいました。今度は14個の卵子が取れた。精子はまた3本使用。今度は8個の受精卵ができたので、どうやら取れた卵子の数と無事受精卵となるかは無関係らしい。今回も一番グレードの高い受精から使ったところ、1つ目で無事着床&心拍確認。昨年末に無事二人目が生まれました。


さて、ここまでかかった費用だが、まず、不妊治療本体に掛かる費用として80万円ほど。卵子を取る手術に約30万円。戻す治療ダメだったのも含めて3回で約30万円。その他の通院費やホルモン調整の医薬品ざっと20万円ぐらいかかった。

これに対して、助成金都道府県がやっているもので40万円(卵子取るのと合わせて手術した時のが25万円、戻すだけの手術が7.5万円×2回)、市区町村がやってるもの10万円(それぞれ5万円と2.5万円×2)。それぞれ受け取ることができた。さら医療費控除に伴う還付が正確には計算出来ないけれど大体8万円ぐらい。

したがって、80万-40万-10万-8万=22万円が2人目の不妊治療にかかった費用でした。

もちろん、出産までには別途出産までにかかる費用はあるけど。

それと精子受精卵の凍結保存に毎年10万近く払っていて、これが2年間で20万ぐらいかな。

これがリーズナブルと思われるか、やっぱり大きな負担と思われるかは人それぞれだと思うけど、私はとても安いと思う。それに、何より無精子症の父から2人生まれるなんて夢のようだわ。本当に俺有責100%で産婦人科に通ってもらうことになった奥さんには感謝しかない。

現在母子ともに健康のもの。あ、もちろん上の子も。

記事への反応 -
  • 明日、手術を受けてくる。 これまで30年近く生きてきて、親知らずを4本抜いたぐらいの手術歴しかなかったが、いよいよ医師の手術を受けることになった。 正直、気持ちがふわふわ...

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