以前、無精子症と診断されてから子供が生まれるまで(anond:20180418191651)を書いた増田だけど、無事に二人目が生まれたので、主に費用面から報告。
さて、10本取れた精子のうち、3本使用。一方、奥さんからは30個ぐらい卵子が取れて、5個の受精卵ができた。それで、一番グレードの高い(着床の可能性が高い)受精卵を使って無事一人目生まれたまでが前回の話。
それから2年近くが経過して、2人目がほしいなとなり、残った4個の受精卵を使って2人目目指したんだけど、あえなく全敗。次にグレードの高い卵子は着床せず。残り3つは一度に戻して、1つは着床までは行ったんだけど、6週目で心拍確認できず自然流産。なお、後日できかけの胎盤とともに2〜3mmぐらいの白いニョロっとしたものがでてきて、これが赤ちゃんのもとだったのかなあと思い、丁重に弔った。
で、夫婦で話し合った結果、2度目の採卵に踏み切り、奥さんにはまた産婦人科に通ってもらいました。今度は14個の卵子が取れた。精子はまた3本使用。今度は8個の受精卵ができたので、どうやら取れた卵子の数と無事受精卵となるかは無関係らしい。今回も一番グレードの高い受精卵から使ったところ、1つ目で無事着床&心拍確認。昨年末に無事二人目が生まれました。
さて、ここまでかかった費用だが、まず、不妊治療本体に掛かる費用として80万円ほど。卵子を取る手術に約30万円。戻す治療はダメだったのも含めて3回で約30万円。その他の通院費やホルモン調整の医薬品でざっと20万円ぐらいかかった。
これに対して、助成金は都道府県がやっているもので40万円(卵子取るのと合わせて手術した時のが25万円、戻すだけの手術が7.5万円×2回)、市区町村がやってるもので10万円(それぞれ5万円と2.5万円×2)。それぞれ受け取ることができた。さらに医療費控除に伴う還付が正確には計算出来ないけれど大体8万円ぐらい。
したがって、80万-40万-10万-8万=22万円が2人目の不妊治療にかかった費用でした。
それと精子と受精卵の凍結保存に毎年10万近く払っていて、これが2年間で20万ぐらいかな。
これがリーズナブルと思われるか、やっぱり大きな負担と思われるかは人それぞれだと思うけど、私はとても安いと思う。それに、何より無精子症の父から2人生まれるなんて夢のようだわ。本当に俺有責100%で産婦人科に通ってもらうことになった奥さんには感謝しかない。
明日、手術を受けてくる。 これまで30年近く生きてきて、親知らずを4本抜いたぐらいの手術歴しかなかったが、いよいよ医師の手術を受けることになった。 正直、気持ちがふわふわ...
以前、精液検査して無精子症と診断されたから手術した話(anond:20160617191024)を書いた増田だけど、元増田の記事がホッテントリしてるのがとても嬉しい。私も検査へのハードルが少しで...
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産まれたのか!おめでとう!
キチガイはてなーが繁殖しなくなるほうが平和 医療費の無駄