全く言うことを聞かない精神的に動かない身体を、どうにかして脳みそというCPUで動かさなければ生きていけない。
幸いなことに私のCPUは優秀で、数年前まで自信があった。演算能力を貸し出してJPYマイニングしたり、その金で立派な大学で足の裏についたご飯粒を取ったりもした。残念ながら、その道は閉ざされてしまったが。
無事就職して、「あれ、私のCPUバグあるんじゃね?」って気づいた。仕事上の目的がある会話なら全く問題なくこなせるし、専門分野なら新入社員だった頃から他部署に相談を持ちかけられるレベルであったため、そこは全く困らなかった。
しかし、いわゆる日常会話がサッパリで、話題の切り替わりや理不尽なツッコみが全く理解出来ず、こっちのちょっとしたボケやツッコみはすべて空振る。会話が下手だという自覚はあったが、高校以降は全く困ってなかったので、小中学校のときのソレと類似系と気づいた。気づいたはいいが、いつまで中学生なんだこいつら、と内心思ってた。だが、どうやらこっちが正しいらしい。よくよく考えれば、私の分かりにくい比喩や唐突な引用を分かれという方が無茶だった。日常会話をCPU使用率1桁%でこなせる人間が、CPUの7割を使わないとできない人間と会話が噛み合わないのも当たり前の話だ。最近ようやく、下手な比喩を使わない、聞き役に徹するなどで日常会話をエミュレートできるようになってきた。CPU使用率は上がった。仕事しながら雑談できん。困った。
そして先日、見事にバグありボーダーだと診断が下った。本当にアレって勉強ができるかと関係ないんだと実感した。
「私は一生こいつを介護しなきゃならんのか。介護辞めたら死ぬんだからマジで一生じゃねえか。困ったもんだ。」って思ってる。何故か他人事感が抜けない。「どうせ困るのは私だし」が基本理念。どう考えても周りに迷惑かけてるのにね。
>小中学校のときのソレと類似系と気づいた。気づいたはいいが、いつまで中学生なんだこいつら、と内心思ってた。だが、どうやらこっちが正しいらしい。よくよく考えれば、私の分...