2019-12-01

負の性欲は男性被害の #MeToo

「負の性欲」という言葉が生まれた唯一の目的は「男性被害可視化である

無害な人が異性からキモい暴言を吐かれることはしばしばある。これは男女でどっちにも存在するセクハラいじめだと思うかもしれない。だが「女性は常に弱者であり、男性は常に強者である」というかなり強力な刷り込みのせいで、被害者が男性場合キモい男性のせいで女性不快な思いをした(=いじめられる方に原因がある)構図になりやすかった。

また、負の性欲に関して議論脱線する要因として次のようなシチュエーション混同がある。

 ①男性女性暴力的アプローチして女性が拒絶する

 ②男性女性礼儀正しくアプローチして女性礼儀正しくお断りする

 ③男性女性礼儀正しくアプローチして女性暴力的に拒絶する

ここで①は男性側に一方的問題があることや、②の男女両者に問題がないことは現状でも議論余地がなく、負の性欲という新しい言葉クローズアップしようとしたのは③である。(③が社会的に許されがちであるということ)

そしてまた冒頭で述べたような、無害な男性女性から罪悪感なく一方的キモい暴言を吐かれることである

女性痴漢セクハラ被害に遭うことは多いが、それらは解決すべき社会問題として(正常なモラル感を持つ)男女両方から認識されている。一方で男性被害については、「もっと強くなれ」「もっとかっこよくスマートになれ」「あなた最初に何かしたのでは?」と被害者が責められる傾向にある。

ハゲデブおっさんだって存在のもの非難される謂れはない

化け物だって気にすんだ。攻撃されたら痛いと叫んでいい。

これは、いままで可視化されてこなかった、訴えても無視されてきた、男性被害の #MeToo なのだ


こういう、女性は常に被害であるという先入観が減りますように。

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