2019-12-01

キャラクターの「ぬい持ち歩き」文化について思うこと

twitterによく「推しのぬいと記念写真!」みたいな写真が上がってるのを最近頻繁に見かける。

おそらく、自分フォローしている人の半分くらいはやってる。

場所観光地だったり、移動中の新幹線電車内だったり。

身近にそうやってぬいぐるみを持ち歩いて写真を撮る人がいなかったので、ああいうのを見るたびに「もちろん人目がないとこでやってるんだろうな」と思ってた。

から特に気にはしていなかった。

数日前までは。

この週末、地方から上京した数年来のオタク友達とおよそ一年振りに同人イベントとアフターを一緒した。

待ち合わせ場所は駅。予定より早めの集合だったので、軽くお茶していくかって流れに。

友人→自分の順に注文し、先に席についていた友人の元に向かうと友人はバッグから持参した推しキャラぬいぐるみをおもむろに取り出し写真を撮っていた。

席の間隔が狭い店内、隣のテーブルを利用していたOL風のお姉さんが明らかにぎょっとした顔で友人を見る。

私も正直かなりぎょっとした。子供ならまだしも、アラフォー女性公共の場で明らかにアニメグッズである造形のぬいぐるみを取り出すとは思わなかった。

なにしてんの!?って内心パニックになりつつ席に着くと、友人は更に推しカプの攻キャラぬいぐるみも取り出し、先に取り出してた受キャラぬいぐるみと寄り添わせて写真を撮り始めた。

その後も友人は移動中の電車でも、アフターのカフェ居酒屋でも、ところ構わず、周りに一般の、所謂オタクじゃない人達がたくさんいる状況でもお構いなしにぬいぐるみを取り出しては撮影会をしていた。

気付いてよ、隣の席の人ドン引きしてる顔でこっち見てるよ。

通りすがり女子高生?も「エッ!?」って顔してたよ。

ていうか店員さんも「え……」って顔したよ。

何度も注意しようと思ったけど、どう注意したらいいかからなかった。

どういう言い方したらいいのかも分からなかった。

一年振りに会えるからすごく楽しみにもしてたんだけど、別れ際思ったのは「もう次はないかな…」だった。

なんかすごく疲れたし、悲しい一日だった。

冒頭にも書いたtwitterに上がってる写真を撮ってる人たちも、もしかしたら友人と同じように人目気にせず写真撮ってるのかな。

  • 観光地なんか歩くとわかるけどわりかし普通の光景だよね あんまり頻繁に見かけると逆に物珍しくないしなんとも思わなくなってきたけど

  • 人目を気にせず撮ってる人多いよ。個室じゃない飲食店、人でごった返した観光地にいる まあ人様に迷惑かけてるわけじゃないし、いいんじゃない。痛バ普通に使ってる人と同じ感覚な...

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