○ご飯
○調子
むきゅーはややー。午後3時ぐらいから爆音を流す街宣車がたくさんで頭痛くなっちゃってぐったりしてた。むきゅー、なんか今月はずっと調子悪いな……
面白かった。僕の好物がテーマに据えてあるという点を差し引いても、とても面白かった。
奇想な殺人と、それを解き明かす丁寧なロジック、そしてそれを彩る名探偵。
山火事が迫る館で発生した殺人事件を解決する話で、名探偵が解くべき謎と名探偵が解くとか解かないとかない今目の前にある命の危機、この二つの側面が描かれている。
この方式は、名探偵を絶対の神という定義に起き続けることの難しさを、物語全体で示すことができていて、僕は割と好きな舞台設定だ。
特に今作では、名探偵の定義を揺さぶるいわゆる「名探偵の苦悩」に、相当な尺を割いているだけあって、この話題が大好きなので、とても楽しく読めた。
物語を締めくくる最後の慟哭は、物語の最後ではあっても、このキャラクタたちの最後ではあってほしくないと祈りたくなる、辛くて悲しいけど、先を期待させる締めくくりだった。
ミステリ界隈には数多くいる悩める名探偵にまた一人魅力的な名探偵が増えたことを、喜ぶべきなのか、悲しむべきなのかはわからないけれど、
少なくともこの作者の他の作品や今後の作品を追っていくのが楽しみだ。
これぐらいはやっとかないと流石にね。
クリア。
なんか最後の方駆け足すぎて、本のページを読み飛ばしてしまったような妙な感覚だ。
SMのときは割と長文の感想を書いた記憶があるけど、今回は…… ちょっと割と真面目によくわかってないから、書きようがないな。
クリア後のシナリオをこなしたら、どうしようね、レートやる? うーん、Home解禁後でも、いいようなわるいような。
ソードも買ってあるので、もう一周ってのもなくはないな。