2019-07-10

ポリコレマジョリティも守ってくれる例

映画トイ・ストーリー2』、いつの間にかセクハラシーンを削除

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a28309607/toy-story-sexual-harrasment-190708/

社会的望ましさを追求するなら、過去作品だとしてもやむをえない措置だった。

今回問題となっているセクハラシーンだが、そのセクハラを行っているのはプロスペクターというキャラクターだ。

彼は年配の白人男性を模したキャラクターであり、しか西部劇象徴であるカウボーイハットも被っている。

これは何を意味するか。

このシーンを放置することにより、「年配の白人男性特にカウボーイ文化を担っている地域男性は、影に隠れてセクハラも平気でやらかす人間なんだ」という偏見に満ちたメッセージを、ディズニー社会に対して発信し続けることになる。

実際の白人男性ほとんどはそのような犯罪とは無縁の人々であるにも関わらず、これをフィクションからといって放置することは難しいと判断されたのだ。

特にトイストーリーのような子ども向けの作品の中で、白人男性の誤ったイメージ幼児に刷り込んでしまうと、彼女の成長後の対人関係に取り返しのつかない影響を及ぼすことになる。

近年、ディズニー作品ポリティカルコレクトネス恣意的適用し、女性有色人種ばかり優遇しているとの誹謗が溢れかえっている。

しかし、そうでない人々に対しても偏見を生まないよう、ディ社が細心の注意を払っていることが今回証明された。

いわれなき攻撃に対しては、今後は今回の事例が有力な反論根拠となる。

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