同人誌を書き続け、いつしかプロになり、ようやく生活が安定してきた。
しかし少しずつ考え方が変わってきた。
あれほど好きだった二次創作の同人誌が読めなくなり、書けなくなった。
それを自分の作品と言ってしまうのはどうなの? という気持ちが生まれてきた。
それだけならまだしも、アマチュアの同人作家へも同じ気持ちを抱くようになってきた。
借り物のキャラクターなのにあたかも自分のもののように振る舞う人たち。
…なんてどす黒い感情が湧き上がる。
かつて私がしてきたことなのに。
二次創作にも著作権はあるし、お話自体は自分で考えるわけだから
私の言い分がおかしいのはわかっている。
これってお笑い芸人がYouTuberを見下しているのと似ているかもしれない。
それってダサいし、心が狭い。
そもそも私は生活が安定しているだけで売れっ子ではないのだから、
そういう人がうらやましい。
二次創作からたくさん感動を貰ったし、友達もできたし、本当に楽しかったのに。
同人活動は一次で続けている。同人誌自体は大好きなのでこれからも続けたい。
いつかまた書きたいジャンルができて二次にもどっぷりハマってみたい。
でも今のどす黒い感情が無くなってしまったら商業でやっていけなさそうな不安もある。
SNSじゃとても言えないのでここに吐き出してみた。
アマチュア同人女だけどすごくよくわかる。わかるというか最初は「あくまで借り物のキャラでやってるのであって偉いのは原作者、それ以外は等しくただのオタク」って毎日思いなが...