卒論書いてたら急にブワーッと父のことを思い出して涙が止まらなくなったので、気持ちの吐き出しを兼ねてこのエントリーを書く。
この9月に父が亡くなった。58歳だった。
3年前に癌が見つかり、手術と治療を繰り返したけど1年前に転移してから亡くなるまであっという間だった。
夏休みだったから亡くなる直前の1ヶ月は毎日病室に通ってたくさん話が出来たし、たくさんの人が父の死を悼んでくれたし、突然死では無かったから別れの覚悟は出来てたんだけど、2ヶ月経って色々落ち着いてから後悔ばかりが浮かんでくる。
私は3兄妹の末っ子で、凄く可愛がってくれたのに高校に入るまで可愛くない態度しか取ってなかったな、とか
就活は6月に終わってたのに父の現状を直視したくなくて8月まで帰省しなかったこととか、
結婚できるかは分からないけど、ウエディングドレス姿見せてあげたかったな、とか
入院中、吐いてる時に母みたいに手早く対応してあげられなかったな、とか
お医者さんにいつ何が起こるか分からない状態ですって言われてからの期間がとても長く感じられて、このままずっとこの状態だったら卒論やアルバイトどうしよう、なんて自分本位なことばかり考えてたな、とか
食事をしていないのに1日に何度も嘔吐をするようになって、胃液や胆液すら出ずどす黒くて匂いがきついものを吐くようになった時に、父本人がもう吐くのはしんどいから亡くなる時まで眠らせて欲しいと頼んできて、母と泣きながら緩和ケアの先生に相談をして父を眠らせてもらったこととか、
それでも最後の最後は目をしっかり開いて私と母に声にならない声をかけてから息を引き取ったこととか
四十九日が終わって、しみじみと今後の私の人生に父が関与することはもう無いんだって思うと無限に涙が出てきてしまう
最初こそ
父は太く長い人生だったよ、
色んな人が悼んでくれたから下手に長生きするより良かったのかも、
なんて思ってたけど、それとこれとは別だよね
これから時がたつにつれお父様がいないことを実感することが増えていくと思います。 そしてそのあとに少しずつそれを忘れていきます。 だけどそれは悲しいことではないです。 そう...