2018-07-04

児童相談所から施設に送られてこの世の闇を見た話 ①

今となってはもう笑い話だから書こうと思う

俺の幼年期時代はよくある話だった

「両親が離婚し、母親に引き取られ、母親おかしくなり、祖母に引き取られたが祖母が急死した」

不幸の連鎖である

そうではあるが、謎の明るさを発揮していた

かくして当時中学生だった俺は引き取り手がいなくなり、児童相談所が速攻で俺のことを発見した

祖母葬式が終わり、とりあえず学校に行って下校している途中だった

二人組の男女が現れて

児童相談所から来た」「一時保護する」「車に乗ってね」

まあ端的に言うとそんなことを言ってきた

すっかりひねくれていた俺は何をしたかというと、全力疾走で逃げた

俺は一人で生きたかった。お婆ちゃんの家で一人で生きていくんだ(中学生安易な発想だけど、かわいらしいだろ?)

俺はそのまま近くの公園に行った

学校同級生シンジいたことを覚えている

ヤツとは友達の友達と言った具合で、そこまで仲がいいとも言えない関係だったが、何故かキャッチボールに誘われてキャッチボールをした

「お前のばーちゃん死んじゃったんだってな。頑張れよ」

キャッチボールをしながらシンジはそう言った

公園あと家に帰ると、パトカーが何台も家の前に止まっていた

祖母が死んだときよりも来ていた

俺は何食わぬ顔で家に入ろうとしたが、警官ゾロゾロゾロっと現れて地面に押さえつけられて取り押さえられた

そのままパトカーに乗せられ警察署に連れて行かれた

俺は警察に捕まってからずっと号泣していた

「なんでこんな目に合わなきゃならないんだよ」

それだけだった。ただ家に帰りたかっただけだった

警察署でしばらく待っていると例の児童相談所職員二人組が現れて俺を児童相談所に連れて行くことになった

こざかしい俺は涙と鼻水まみれの顔で

拒否権は?」   

的なことを言っていたが、そんなものはいらないような強制力が一時保護と言う制度には与えられているようで、本人が拒否することはできないということを説明された

俺は相変わらず泣いていたが、観念して連れて行かれることにした

もう前通っていた学校には通えないと言われたのは児童相談所についてからだった

笑えるぜ

続きは別に書きます☆(ゝω・)vキャピ

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