酔が冷めても思う。
物々交換じゃ欲しい物が一致しない場合があるから、じゃあそれと同じ価値がある共通の物即ち「お金」を作って
それでやり取りしようって考えた奴すげーよ。そして広めたやつも。
だって今よりもっともっと狭いコミュニティだったり、スマホも無い中で物々交換をしていた中でさ、
「お金ってのがあるらしくてさ」
「いやいや!じゃあそのお金の価値を誰が決めて安定させるんだ?!そんなもん信用ならん!」
って最初は疑うに決まってるじゃん?
でも、
A村
B村
C村
・
・
・
Z村
の中で他所に物々交換に行っている奴らはずーっと考えていただろうね。
って。
だからお金の話を聞いた時直ぐにそのシステムを理解して賛同する人が多かったのではないかと思う。
その半面反対する人も多かったのかな。だって価値を保証してくれる奴は誰なんだって思うでしょ。
だってA~Z村の中でお金を作っても、また別の地域では別のお金が存在する。
これをまとめた奴すげーよ。
貨幣っていうのは同時多発的(物々交換の限界に気付いて)色々な地域で生まれたのか、それとも
国を統率していた奴が一気に広めたのか。
でも、自分で作った物を物々交換にしていたらその限界に直ぐに行き着くだろうし、
お金というシステムを聞いた時に反対する奴はやっぱりそんなにいなそう。
ただ繰り返しになるけど、その価値を保証してくれるのか?ってのが一番のネックだよね。
やっぱりそうなると、全国各地で色々なお金があったんだろうなぁ。
中国は貝だっけ?
それを最終的に共通の貨幣にするまでの話って記録に残ってないのかな。
凄い面白そう。
パソコンもスマホも無い中で誰が全国に広めてお金の信用を勝ち取ったのか。
そいつの営業力というかマネジメンというか、ひとつ言葉を間違えればぶっ殺される時代に、
いやぁたいしたもんだ。
だってさ、
農家「おう」
漁師「おう」
漁師「おう」
農家「俺がいつも持ってくる大根3本ではなく……このお金ってやつだ」
漁師「……貝殻だけどな」
農家「だけど、これ3枚で」
漁師「おう。魚3匹と交換だ」
農家「本当にいいのか?」
漁師「いいんだよ」
農家「そうか」
漁師はその貝殻3枚をどうするんだ?
不思議だよな。今まで捨てる程の貝殻に急に意味を持たしてお金にするんだもん。
最初どうやって分配したんだろう。
ということを考えると初めて全国に流通した貨幣が和同開珎というのがあまり
信用ならん。富本銭とかあるらしいけど、もっとあったんじゃないの?
700年までずっと物々交換だったの?それはそれで遅すぎな気がするし。