大学時代のゼミ、新卒で入った1社目、そして2社目まで見事にブラックを引き当てた。
どれも対外的には評判のいい組織だったが内部ではパワハラが蔓延。己の引きの悪さを心底恨みながらも、なぜか不思議なほど上手く立ち振る舞うことができた。ハラスメントを振りまく張本人である教授や上役の顔色を見て、要領良く動くことに長けていたのだと思う。在籍期間はいずれも1~2年程度だったが、成績は優秀だった。
いくら気に入られていたとはいえブラックな環境で働き続けることへの抵抗はあり、なんとか2社目を辞めたのが1年前のこと。
直後に入社した3社目は初めてのホワイト。声を荒らげる役員もいなければネチネチ責め立てる連中もいない。ここが天国かと思った。
えびす顔のリーダーに「もっと君の好きなように動いていいんだ」というようなことを言われ、自分の無能さをここでようやく悟ることになった。ずっと自分は仕事ができるものだと思って生きてきたが、上役の顔色を見て動く以上の能力が全くもって欠けていたのだ。
転職から1年が経った今もなお、この会社でどう振る舞えばよいのかわからないでいる。
うちの社員たちは期待や失望を一切表情に出さない。スピーディーに穏やかに働いて、健康的な時間にさっさと帰っていく。
自分は物事をひとつ決めるにも己の正しさに自信が持てず、見えない周囲の顔色を伺いながら恐る恐る進行する、その繰り返しだ。面談では「よくやっている」と言われるが、それが上辺だけの言葉だということは自分が誰より一番わかっている。同年代の社員たちは自分で仕事を見つけてきては、クリエイティブに楽しそうに働いている。自分はパワハラ上司の顔色を見ることにステータスを全振りしてきたので、自分だけはうまくやっていると自惚れているうちに、どうやら大切なものを落としてきてしまったらしい。
ソクラテスも「無知の知」と言った。 自分が無能であることに自覚することは、無能を脱却する記念すべき第1歩だ。おめでとう! 無知に気付かないやつは改善しようとすら思わないか...
相手の顔色を伺っていると理解できたのなら、次は自分で考えて動くとは何か?と考えをそちらにシフトすれば良いと思うよ。
イップスには縁切り神社が効くぞ!
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