何が起こってもネガティブな考えにしかならないし、小さなことでも悩んでばかりだったし、
なによりそうして頭がグルグル回り続けることが辛くてしかたなかった。
そんな時にふと思ったのが、「あ、いま宗教の勧誘されたら簡単に落ちるな」ってことだった。
なにか信じるものというか、こうしてたら大丈夫ですよ、というガイドにすがりたい気持ちがあった。
ただまあ、結構宗教ってやばいやつが多いし、そんなこと考えること自体ヤバイだろ、ってことで心療内科に行った。
カウンセリングってやつを勧められて、まあ一回1万弱で1時間くらいカウンセラーさんと喋るやつに通うことになった。
そこでマインドフルネスって理論を教えてもらった。なにやらグーグルとかエリート企業でも採用されてる考えかたらしい。
物事をとらえるときに、常に「いまここ」を意識して、それをありのままに受け止める、みたいな。
そうすると過去を引きずったりとか、将来が不安になって仕方なくなったり、とかいうのから脱却できるらしい。
やり方を教えてもらって試してみたら、確かに毎日が少し過ごしやすくなった。
実際に楽になるとそういった心理学的なものに興味が出てきて、色々と教えてもらった。
「自己成長性への信頼」といって、ありのままに過ごしていれば、自然と良い方に物事が転ぶ、という考え方とか。
新興宗教はお金巻き上げられるから怖いと思ってたけど、今も「治療費」として金払ってるし。
なんとなく心理学という学問として体系だてられた権威があるだけで、
ブッダが言ってたありのままの考え方自体は宗教でも何でもなかったんよ ブロガーがおれの考えたいい話を発信してるみたいなね で、それに感動したした人たちがブッダ様スゲーって崇...
宗教の本来の役割は、まさに心のよりどころとなるためのテクニック集を提供することだったのだけど、 葬式仏教のように形骸化したり、新興宗教のように教祖を金持ちにするための団...