家庭の機能不全だとか自分と(たぶん)親の発達障害だとか、その辺のものが複雑に絡み合って人間関係がまったくと言っていいほど作れない
まず、自分の話をしたくない
自分自身ズブズブのオタクのくせに、オタクじゃない人間からオタク話を振られるのが死ぬほど嫌いだ
というか、なにも聞かないでくれ。聞かなくとも話は出来るだろ
でも、聞かれると上手い具合にかわせないのもつらい
自分の世界を壊される、否定される恐怖が常につきまとっているからか、好きなものはひとつとして人に教えたくない
人が怖い。気持ち悪い
で、だ
少し前にオタクの友人がいた
理由は至極単純で、こっちが自分の話をしようとしたら相手が明らかに不機嫌になったから
その場ではすぐに相手の好きなものの話に戻したけど、ショックはでかかった
相手も「話ならいつでも聞くから」なんて言ってたんだ。信じたかったよ
でもさ、信じる奴が馬鹿を見る
ほら、馬鹿だ
自分の世界を壊されたくないが為に避けてきた自分の話をしたら人間関係が崩れた
無理して合わせていたこと、我慢していたこと、傷ついても笑って流していたこと全部、一気に爆発した
いい奴なんだよ。自分と友達だなんてもったいないくらい才能があってさ
いろんなこと知ってて、努力してて、まともで、ちゃんとしてて、自分みたいなゴミとは違う人間
相手そのものに興味を持ったから、畑違いのものでもいろいろ調べて話をしていた
自分が「これはこういうこと?」なんて聞くと十倍くらいの話が返ってきた
相手だって、自分のしたい話を思う存分聞いてくれるサンドバッグがいたら好きなだけ話すだろう
相手が自分に求めていたのは「自分が楽しく話ができる相手」なんだと痛感した
そして、自分が求めていたのも「自分に都合のいい相手」だったんだろう
いつも楽しそうにしてくれてたのは、相手の好きな話をしていたからなんだ
あまり興味のないものでも、「そういうのもありかも」なんて新規開拓できるのは自分の強さであり弱さだ
自分というものを持っていないから、人に流される、雑に扱われる
まだ自分を変えることはぜんぜん出来ていないが、これから人と知り合ったら相手のために我慢することだけはやめようと思う
とはいえ、この件で強烈な人間不信になってしまったらしく、まったく人と話なんか出来ないでいるからこのままずっとぼっちなのかもしれないけど
友達だからって趣味の話する必要ないよ。 自分も趣味の話する友達と、趣味の話はしないけど信頼できる仲のいい友達がいる。どっちも持てばいい。全部を1人に求めなくてもわりといけ...