増田やネットなんかでは蛇蝎のごとく嫌われているパチンコだけど、田舎の年寄りにはこれほど助かるものはない
俺は年老いた母親と二人で生活しているのだが、父が亡くなってから気力がなく家でごろごろしているだけの母親が低貸パチンコにはまり、毎日20分かけてパチンコやまで行くようになった
お弁当を作って、水筒にお茶を入れて、朝俺が会社に行った後に出かけているらしい
母は車は運転できないので、歩くしかないのだが、スーパーにも行きたがらなかった母親が、往復1時間近く歩いているせいで、最近元気になってきた
パチンコ屋で1円パチンコを毎日打っていると常連になるらしく同年代の友達もできたらしい
お昼になるとパチンコ屋の休憩室で、みんなでお弁当を食べながら雑談したりするらしい。
畳の休憩場所もあり、マッサージチェア無料もあり、テレビもあるから家に一人でいるより楽しいらしい
時々、休憩しない?と友人が声をかけてきてくれて、その日大当たりしている人がコーヒーをおごる、という感じで休みながら和気あいあいと打っているようだ
俺も何度かついて行ってみたけど、年金生活の年寄りのたまり場と化している
パチンコスロットに厳しい目が向けられるのはわかるけど、田舎の場合、ここはある意味老人の憩いの場となっている現状
一人で家にいる間に倒れてしまうということを気にしないでいいし、親が意欲が出てきたのがうれしい。低貸だから金も小遣いの範囲
結局のところ程度問題なんだよなぁ