今朝、こんな記事を目にした。
「香り」が苦手ならアロマで取り入れて “引き算”で考える香りの哲学
https://wotopi.jp/archives/66495
記事を読んで、いろいろと残念だった。
現在ちまたで起きている香害は「柔軟剤等に含まれる有害物質による健康被害」。
単純に香りの濃さで起きているわけじゃない。
そして、被害者がアレルギーや喘息、化学物質過敏症ならアロマでも起こりうるわけで。
最近の流れは「香害がだめなら自然派のアロマで!」なんだけど、
立派なアレルギーの素にもなりうるから。(アロマによるアレルギー発症のデータは複数ありました)
きちんとした医学的データがあるの?(ほとんどデータが見つかりませんでした…私の探し方が悪いのかな?)
「風邪に効く」「殺菌作用がある」とか、効能が書いてあるけど、
たいてい書かれているのは「~と言われています」の伝聞の形。
こんなあやふやな物をホイホイと家に取り込んでいいのかと思う。
私も昔はアロマをかじってみたけど、学べば学ぶほど、いろいろ疑問が湧いてきて
結局離れてしまった。
「良い匂いを嗅いで気分が良くなる」程度の話なら、殺菌作用とか言わなきゃいいのにと思う。
あと、やるなら自室でだけやって欲しい。
万人にとって良い香りというのはないし、体調悪い人にとっては
吐き気があるのに目のまでアロマスプレーなんか散布されたら地獄だよね。
そして、あまり着目されていないけど、
特にネコちゃん飼っている人は大切なネコちゃんの命削るようなもんです。
下手すると死んじゃうから…。
科学は効果があるかなか微妙なものってのは実は取り扱いにくい。 統計の知識を持ってりゃわかるんだが、有意差がでない程度の差異しか生じ得ないものってのはそりゃ立証できない。 ...