タイトルの通りなんだけど、私の親は統合失調症で、激しい被害妄想や独り言がある。薬を飲んでいて安定はしているので入院こそしていないけど、話せばおかしいことは分かる。(私が生まれる前は数年入院していた。)
私自身は何かの間違いで生まれてしまったような気がずっとしていて、正直なところ卑屈な気持ちを捨てきれない。親と自分は違うことは知ってるし、親がもし犯罪者だとしても子供は犯罪者ではない。親の状況がどうであれ、私自身が卑屈に思うことはないことは理論としては知っている。だけど、遺伝という名の強力な呪縛があることも分かっている。仮に私が逆の立場なら結婚には慎重にならざるを得ない。(特に私は親の病気を間近に見てきたからというのもある。)
私がもし統合失調症になったらと考えるとパートナーを酷く苦しめることにもなるだろう。するとやはり統合失調症の子供である自分は結婚を諦めるべきなのだろうか。
■追記
優生保護法ってありましたよね。生活に支障をきたすような遺伝子の持ち主なら生殖能力を取り除きましょうというやつです。もし今もその法律が有効なら、私は生殖能力を取り除かれたかもしれません。
私の友人で競馬ファンがいます。その友人はよく言うのですが、結局は血統がすべてで、ダメな馬からは良い馬は生まれない、人間も同じ、と。
一方で優生保護法を突き詰めようとしたら人類の歴史に名を残す人がたくさんいたと言う事実もあります。アインシュタインやケネディーの子供や親族には統合失調症の人がいます。
また片親が統合失調調で子供が統合失調症になる可能性は10%弱です。親が統合失調調でなくてもなる可能性は1%です。割合は高いですが、発症の可能性はそこまで高くはありません。
親が統合失調症の人と結婚できますか? という発想を持ったことがない。言われてみればそれで悩んだりする人もいるのかなぁ、程度。
悪いけど諦めろ