盗作はそこまでいけない事だと思っていなかった。中学三年生くらいまで。
絵や漫画描くのが好きな小学生時代、学級文庫に自作の漫画を置いていた。
徐々にネタがなくなってきたので、母親が読んでいたレディコミのペット漫画の内容やキャラをパクった。
当時ハムスターとか犬猫のペット漫画がかなり流行っていたけど流石にレディコミ読んでる小学生はいないだろ、バレるわけないと高を括っていた。
ある日、友達の家に行くと『増田ちゃん、この漫画マネしてるでしょ』といって一冊のコミックスを見せられた。あ、そうか、レディコミの本誌を読んでなくてもコミックスになってたら、流行りのペット漫画だし本屋で手にして読むのはあり得るよな…と思った。素直に白状して『えへへ、これ超面白いよね!かわいいからマネしちゃった』とほざいた。
それから数年。
腐女子になった私は友達と毎日のように好きなカップリングのBL漫画を描きあって交換していた。
しかし友達は絵よりも小説が得意だったようで、携帯小説サイトを開設すると、あらゆるランキングの一位を陣取りいつしか人気作家になっていた。
『あ〜更新するものないな、増田ちゃんなんか萌える小説書いてよ』と頼まれたので、『いいネタあるからちょっと書いてみるわ』と、小説なんか書いたことなかったけどそう答えた。
いいネタ、それは前日にあった模擬試験で出された課題文の小説だった。すごく萌えたので、名前を変えただけの丸パクリ小説を書いた。めちゃくちゃいい文章だし、すごく好きなカップリングに当てはまってる。あまりにも自然すぎるから多分バレないと思った。が、当たり前だけどすぐにバレた。友達のメールフォームには苦情が殺到した。
『お前何してくれてんだ』と言われたので『ごめん、いけるかと思った』と素直に答えた。
ここまでしてやっと理解した。いけるかと思っても、実際はいけないということに。
理解してから数年経ち、ツイッターが普及し、腐女子の学級会で度々パクラーが吊し上げられる。この人達も多分、中学三年生の時の私と同じ思考回路なんだろうと思った。本当に本気で、こんくらい平気っしょ、と思っているんだ。
こゆのって、最期に(元ネタ:ほにゃらら小説) って一言書けば、全く問題ない・・・のでしょうかねぇ。 もちろん、オリジナル作品に限ります的な制限のある場では無理でしょうけ...
「名前だけ変えた」程度なら元ネタ明かしても問題になるでしょ。
問題ないわけがない 元ネタの著作者の承諾が必要でしょ
プロが商売でやる話ではなくて、同人に限定した場合でもダメ?? そもそも、同人自体が二次創作の許可をとってないわけで、 そういうグレーな業界においてはどうなのかな?と思っ...
著作権に関しては同人とか商業とか関係ない。 一応同人はパロディという事で著作権を侵害してない事になってる (もっとも何がパロディで何がパクリなのかは議論の余地があり、著作...
「パクリは悪いこと」って理解できるのは「当たり前」ではないよね。 だからちゃんと啓蒙していかなきゃいけない。
駄目な理由 1.誰でも出来るからみんなやってしまう。 小説ランキングが全部同じ物になるなどの娯楽業界にあるまじき現象が起きたり 「あいつがやってるなら私も」という...