2017-10-14

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52889

スルガ銀行システム開発にかける覚悟が表れたのが、日本IBMとの訴訟です。同行は基幹システムの開発を日本IBMに依頼しますが、契約通りに開発できなかったとして'08年に損害賠償を求めて提訴しました。

これまで日本企業の多くはシステム会社に対して要求された額を唯々諾々と支払ってきましたが、スルガ銀行はその悪習にも風穴を開けたんです。

判決は、日本IBMスルガ銀行に約42億円を支払えというものでした。これで他のシステム会社も、スルガ銀行には開発費をふっかけられないと思い知ったことでしょう。その結果、システム開発費は他行より安くなっているはずです」(前出・加谷氏)

スルガ銀行には開発費をふっかけられないと思い知ったことでしょう。その結果、システム開発費は他行より安くなっているはずです」(前出・加谷氏)

いや、むしろ高くなってるだろ。この案件パッケージ使って安価に作りましょうってスタートしたが、そのパッケージではスルガの要望に全部は沿えないってのが判ってきて、仕切り直しが泥沼化して契約解除なのだから、次のベンダーは(見えていない)リスク分を多めに積むようになるでしょ。ふっかけたのがばれたんで、金返せとかじゃ全くないし。(泥沼の中で色々やらかして不信感持たれたとかもあるようだけど)

今回の京都市の例もそうだけど、システム開発には地雷多すぎで当初見積もり金額で一括受託は無理ありすぎるよなぁと。その辺りのリスクユーザベンダが納得する形でうまく扱える契約形態一般的にならないものかと妄想中。米国はいろんな契約形態があるっぽいが良くは見てない。ベンダースキルが~とかユーザーシステムに関する知識が~とかもあるがその辺は置いておく。小さなプロジェクトだとSESアジャイル系ってのが一番良いのだろうけど。なんか良いのないですかね~、正直大手SIer新規ではぶっこきまくってるから欲しいはずなんだけどなぁ。まぁ、下請けに被せてるから良いっすと思ってるかもだが。

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