核兵器禁止条約が採択され、核兵器廃絶国際キャンペーンがノーベル平和賞を受けた。
池田大作名誉会長がICANに祝電を送り、核兵器が過去の産物となったことは明らかである。
では、21世紀の戦争において最も効率良く敵を攻撃する道具として用いられているものは何か。
少し前の記事になるが、ケニアのガリッサ大学襲撃事件が参考になる。
事件直後、無数の遺体が横たわる寮内や教室の画像が携帯電話に送られてきた。モンジアさんは記者に画像を示し、「シャバブは学生を射殺した後、遺体から携帯電話を奪い、それで写真を撮影して、学生用のメーリングリストなどに送信していたらしい」と説明した。恐怖心を植えつけるためだったとみられる。-朝日新聞2015年5月22日朝刊(東京)
殺傷する武器は銃や鉈さえあればよく、カメラが付いていて、ネットに接続できる携帯電話こそが強力な兵器となっているのがわかる。
つまり、誰かが携帯電話にカメラを付けなければ、誰かが携帯電話をインターネットに接続できるようにしなければ、
イスラム過激派「シャバブ」がケニア東部の大学を襲い、学生ら148人を殺害した事件について。三浦英之記者の呟き
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